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佐々木塾ブログ : 秘伝!合格術 3ページ目

麻布中学(国語)その2

 その1でAくんは記述の得点アップを目指し「コボちゃん」投書「声」を教材として約5ヶ月続けたことを書きました。
記述以外の国語はどうしていたかというと、ただ漫然と過ごしていたわけではありません。
漢字、言葉、文法などはAくんはほぼ完成状態にありましたので毎回5分くらいのミニテストで実力維持を図りました。
そこで記述に行くまでに選択問題を完成させることを目指しました。
選択問題はそこに一つ答えがのっているのですから「美味しい」問題になります。記述のように自分で考え出すのではなく
既に答えが用意されているわけです。この先記述問題を本格的ににやるA君にはこれは楽な問題だよねと、くり返し伝えました。
最初は半信半疑だったAくんも私の繰り返しの囁きが効いたのか、選択問題が出てきたら儲けたと思えるようになってきたみたいです。
夏休み前後の模試ではこと選択問題に関しては間違わなくなってきました。
選択問題でほぼパーフェクトになる方法はまた機会を改めてお伝えしたいと思います。

麻布中学(国語)その1

 数年前国立で塾を初めて少しした頃の話です。6年生になったばかりの A君が「麻布に行きたいが,国語の記述で点が取れないので上げたい」と言われたときお安い御用と二つ返事で引き受けました。面接したときのAくんの印象がとてもよかったからです。その年齢なり落ち着きがあり、5年生にして彼のような人が人の上に立つ仕事の付けば、日本も安泰だと思わせるような人です。
 引き受けたあと麻布中学の過去問を見て、少々びっくりしました。私はそれまで大学受験を専門に教えてきました。不徳の至ですが、中学受験は素人に毛の生えたようなものだったでしょう。中学受験でここまで記述を要求している学校があることを知って驚きました。大学受験でも一部の国立を除いては(一橋はオール記述ですが、麻布よりは記述量が少ない)こんなに記述は多くはなかったのです。私大はほぼ選択問題が大半で、お茶を濁す程度に記述があるのが現状です。安請け合いをしたかなと内心引き受けたことを後悔しました。前の年一橋大受験でシャドウワーク(教える前に予習すること)にさんざ苦しめられていたせいもありますが、中学受験でまたシャドウワークに苦しめられることになるとは・・・。
 引き受けた以上A君をなんとか合格まで導くのがプロの仕事です。それから一週間過去問と首っ引きで対策を考えました。麻布の問題で総じて言えることは、本格的な国語力ーあるまとまりのある分量を読みこなし、その結果を自分なりの記述することが求められているということです。漢字や文法、段落分けや指示語の説明がいくら出来ても麻布では歯が立ちません。出題文の内容や、登場人物の心情、語句や理由の説明を100字程度で書かせる設問が出ています。
 入試まであと1年今から過去問を始めても早すぎます。麻布から一回離れもう少し自由な勉強をするのはどうだだろう。幸いA君は漢字、四字熟語、文法などはほぼ完成の域にありました。普通の模試では安定して60以上は取れているとのことでした。しかし麻布の問題だけは歯が立たないと感じるとのことでした。
 私は二つの秘策を考え出しました。ひとつは4コマ漫画「コボちゃん」を文章化することです。コボちゃんは起承転結のはっきりてしていて、子どもでもその内容が理解できる漫画です。ただオチまで含めて150字程度で書くとなると少々骨の折れる作業になります。A君ははじめこそ4コマを絵に頼って説明しているだけでしたが、2ヶ月もするとオチも含め4コマ全体の流れを見通した書き方ができるようになってきました。3ヶ月目からは「コボちゃん」の量を減らし、朝日新聞の「声(読者の投書欄)」欄を材料とした新しい作業を加えました。まず見出しを切り取った投書を渡します。12文字くらいで、見出しを付ける。それから投書の内容吟味し、自分ならこう考えるという文を150字くらいで書いてもらうことにしましました。「コボちゃん」で全体としてまとまりのある文章を)書く訓練を、「声」でひとつのテーマにつき自分の意見は投書主と同じか違うか、そしてそれはどうしてかを書いて考える訓練を続けました。これを9月まで続けました。
 ここまでAくんの親御さんには10月まで国語の成績は目をつぶって欲しい、そのかわり10月すぎは目覚しい伸びが期待できる旨を繰り返し納得していただきました。目の前の成績で一喜一憂するのが普通の親御さんですが、A君同様人格者でいらっしゃって私を信用してくださって、国語の成績のことはほとんど口に出されませんでした。逆に私にはプレッシャーではありましたが。信頼にこたえるためにA君をどうしても麻布に入れねばと思うようになっていました。

中学受験 国語の話をさせてください。

 最初に暴言を吐かせていただきますが、大手塾の国語の授業を受けている半数の生徒は国語力(受験で得点できる力)はつかないと思われます。佐々木塾には毎年大手塾に通いながらまたはそこをやめて国語を受講する生徒がいます。その生徒を見ていて得た結論です。
 なぜ力がつかないのか?理由は三つあります。一つ目はキーワードです。受験問題を解く上でどうしても知っておかねばならないキーワードが10個ほどあります。大手塾ではそのことを分かっていないのか手付かずのままです。このキーワードを体に染み込ませるくらい徹底して理解してつかいこなせるようになるべきです。二つ目は記述対策です。記述力をつけるためには一対一の添削指導しかないのですが、質より量のテキストを与えてその分量で、指導力のなさをごまかしているのではと思えるほどです。三つ目は志望校対策です。過去問を少し研究すればわかることですが、各中学が毎年出題してくる問題は当然同じではありません。が、根っこのところでは驚くほど類似しています。しかし大手塾では、最大公約数的授業をするだけです。例えば桐朋と巣鴨はだいたい偏差値が同じということで志望校対策の同じグループに入れるというような愚挙が平気で行われています。一校に絞り込んだ志望校対策ははなされていません。というより集団授業形式ではそのようなことは物理的に無理なのかもしれません。
 大手塾にはもちろんたくさんのメリットがあります。しかしデメリットも存在しているということもご承知ください。逆に考えれば、このデメリットを克服できればライバルたちに差をつけられるということになります。佐々木塾でこのデメリットをメリットに変えてください。

明治学院東村山

明治学院入試科目の特徴は英語にあります。
それはリスニングの配点が高いということです。
配点は実に3割から4割を占めると思われます。
この対策は日ごろからラジオ、テレビの英語番組みなどを使って
慣れが必要です。

桐朋中学

佐々木塾から桐朋へ合格したのは今から2年前です。
仮にその合格した人の名前をA君とします。(恥ずかしがり屋 のA君に名前を出すことを拒まれました。残念!)A君は5年生の時に入熟してきました。入ってきたとき(4月)に首都圏模試を受け偏差値が55点くらいで した。内訳は国語、社会が60近く、理科が52、算数が50くらいと言ったところでした。どちらかと言うと文系科目の得意な生徒でした。

入塾の時お母様と話したときは「近いので桐朋なんかいいと思っています」と言った程度で是が非でもここにという志望校はないとのことでした。
私が立てた作戦は5年の間に偏差値を60にしてそれをキープし、6年では桐朋の過去問を徹底的に研究するというものです。まず苦手の算数を60にするた めの秘策です。それはもしでは1,2番に出される問題は基礎的な問題です。これは慣れと注意力でほぼ満点を狙えるところです。この対策には日能研の「計算 と熟語」を毎日やることで対応しました。A君には1,2番はどんなことがあっても落としてはいけない。その代わり3から6番は出来なくてもいいから3分の 1くらい出来ればいいといいました。狙いはドンピシャリでした。A君はその後の模試で必ず55を越えてくるようになりました。6年のときの最高は65 までいきました。特にすごいのは1,2番の問題をほぼ完璧に解けるようになったことです。3から6は解けなくても構わないと言うおまじないがA君をリラッ クスさせたのだと思います。

国語についてはA君の本来持っている力を論理エンジンを用いて、さらに引き出せたと思います。ただ単に答を漠然と導くのではなく、根拠を探し出す習慣付 け、命題をを見つけながら読むという癖、さらにミクロ的ロジックとマクロ的ロジックの徹底的訓練を通して桐朋の記述を含めた問題へ対応できるように なっていきました。

ここ2年桐朋志願者が佐々木塾には入ってこないので少々残念ですが、A君を通じて学んだことをもう一度再現してみたいものだと思っています。桐朋志願者集まれ!

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