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佐々木塾ブログ 9ページ目

過去問研究 大阪大学(理系)英語

大阪大学の過去問は安定している。読解2題、英作文2題がここ10年続いている。
読解のうち1題は英文和訳のみ、もう1題は長文読解の総合問題(500語~700語)。
英作文のうち1題は自由英作文、もう一題は和文英訳という構成である。
今回は2005年の英作文Ⅳを取り上げたい。

Ⅳ次の日本文(A)と(B)の意味を英語で表しなさい。
(A)私たちは電話やファックスや電子メールで一瞬のうちに他人から連絡を受ける
ことに慣れてしまったので、手書きのメモはかえって新鮮だ。誰かが時間や考え
や努力をついやして、個人的な温かみを添えようとしたことが分かろうというものだ

まず「~ので」に対してはbecause、「かえって新鮮だ」はall the fresher ~becauseをつかうことにする。
その他は「慣れてしまったので」 so accustomed to ~ing 「電話,ファックス、Eメールで」by phone,fax,or e-mail  
「一瞬のうちに」in a secondなどを使うと
 Beause we are accustomed to being received messages by phone,fax,or e-mail in a second, notes written by hand
give us all the fresher feeling.

次の文は「分かろうというものだ」 We can see that~  「個人的な温かみ」heart-warming feeling
「添えようとする」add A to B

 We can see that someone took a lot of time, thought hard,and made a lot of effort to try to add heart-warming feeling to them. 

という答えを出してみた。
要は日本文を自分の知っている語彙の中に囲い込んで、その中で書いていくようにすることである。
英文としては若干原文より無味乾燥になってしまうがそれは仕方ないことなのかもしれない。
減点されないように細心の注意を払いたい。
大阪大学の過去問は大変よく練られた問題だと思う。一部の私大のように運がなければ解けない問題とは違い
受験生が勉強すればするほど点数に結びつく努力が裏切らない問題であると感じられる。
大学の良心がうかがえるどこかほっとする問題だ。


ご父兄から手紙をいただきました(4)

 夏休み中は夏期講習に追われブログを書く暇がありませんでした。
やっと9月に入り余裕も生まれまたブログに向き合えそうです。
(3)の続きを載せます。

 2 文章題
 今回ご質問の文章題です。 文章に書かれている情景をイメージ化する能力を身につけ
てもらうのが狙いです。一日に10分でもよいのです。集中して考える時間が持てればよ
いのです。問題が解ける解けないではなく書かれている内容をイメージ化して答えでは
なく問われていることをお母様なりに伝えられるだけでもいいのです。お手紙にあります
ように問題の意味を理解し、正解への道筋を立ててほしいというのがこちらの意図してい
ることです。できましたら一人で取り組んでほしいと思っています。親御さんはハラハラ
ドキドキしながら見守ってあげてください。親御さんのこらえ性が試されるところです。

 もしこれができない、難しいとすれば、そういう子にはパズルをやってもらうことに
しています。ちょうどパズルは1と2の架け橋のような存在です。文章をイメージ化する
ことはしませんが1のように時間を競うものではなく、毎日やるものでもなく、気の向い
たときにやれるだけやってもらうものです。
Aさんには文章題、パズルどちらがよいとお思いでしょうか、今日少しパズルを持って
帰っていただきます。参考になさってください。

これまであまり意図も説明せず、宿題を出しっぱなしにしてきてお父様お母様にストレス
を与えたこと申し訳なく思っています。今回は算数分野でしたが、次は国語分野も話し
合えればいいと思います。これを機会によろしくお願いします。
 乱文お許しください。佐々木塾

上記のような返信をしました。現在A子さんにはパズル、文章題両方に取り組んでもらって
います。




ご父兄から手紙をいただきました(3)

(1)ではご父兄からの手紙(往信)をそのまま掲載しました。(2)ではこれまでのいきさつを述べました。
(3)ではその返信の掲載と今後の課題を述べます。
まず返信をそのまま(名前はAさんとしました)掲載します。


 ご連絡ありがとうございました。先週は去年山で亡くなった友人の一周忌で
その追悼登山でバタバタしてお返事遅くなってしまいました。申し訳ありません。
 お手紙拝見しました真摯にAさんと向き合う姿勢が読み取れ深く感銘を受けました。
以下お手紙の返事です。

 佐々木塾の算数に関する取り組みは以下の2本の柱です。
これを宿題の形で家で取り組んでもらっています。
 
 1計算力を高めるもの。
具体的にはマトリックス計算と命名しています。
性格迅速な計算力は 短期集中X毎日継続 によって身に付きます。
足し算から始め、引き算、掛け算、割り算という順に進みます。
続いてエレベーター計算、往復計算、割り算A,B,C型で一周です。
割り算A型は割り切れるもの、C型はあまりに繰り下がりがあるものです。
この問題100問で2分が切れれば、頭の使い方が劇的に変わって、
品のいい落ち着きと根気と集中力のある子になるという報告があるほどです。
Aさんはまだ4年生ですので、速くなれても5分以上かかるかもしれませんが、
6年生の目標にしてください。

長くなるので次回に続きを載せます。

ご父兄から手紙をいただきました(2)

 (1)では手紙だけを掲載したので何のことお分かりにならなかったかもしれません。
4年生に算数の宿題で一回につき3~4問の文章題を出してきた。2~3問紹介しておきます。

ユキの4教科のテストの合計点は260点です。算数は国語より20点高く、
国語は理科より10点低い。理科は社会より20点高い。
ユキの国語、算数理科、社会はそれぞれ何点か。

お父さん年齢が37歳、息子の年齢が5歳のとき、
息子の年齢がお父さんお年齢でちょうど割り切れるようになるのは
今から何年後かな?考えられるものすべてを求めよ。

テニスのトーナメント(勝ち抜き戦)で18人の選手が試合をします。
はじめの試合に勝った選手が2回戦に進みます。引き分けはなく
負けた選手はぬけていきます。2回戦、3回戦と同じようにくりかえしていき
最後に優勝が決まります。優勝選手が決まるまでに
試合は全部で何回することになりますか。

こういう問題を「図を書いて考えてみて」とだけ言って渡していました。
公式とか、予備知識とかなしにこのような問題が
自力で解ければ算数好きの子になるだろう、
解けなくても考えた分だけその子の滋養になるという願いで
良質な文章題を吟味して渡していました。
「解けた」と聞いた時には「こんな解き方もあるよ」とさりげなく別解を教えたりします。

そんな時、(1)で掲載したお母さまからの手紙です。
(3)(4)では佐々木塾からの返信を載せ最後に総括を書きます。

過去問研究 東京大学 理系(2015)その2

2(A)下の絵に描かれた状況を簡単に説明した上で、それについて考えたことを60~80語で答える問題
2年続けて写真を見て二人の会話を想像させる問題を出していたがこの年は、女性が鏡を見て確かに自分なのだが、違う表情に驚いている。無味乾燥的な入試問題が多い中でなぜかほっとさせる問題。さすが東大と声をかけたくなる良問だと思う。
受験生にとっては慣れない問題かもしれないが、写真とか、イラストなどを見たときストーリーが捻れるようにする訓練が必要かも。
机に座って構えてやるのではなく、通学途中で目にする看板やポスターで十分だろう。、受験生活の緊張感を和らげてくれるかもしれない。
「絵に描かれた状況を簡単に説明」を素早く書き、「それについてあなたが思ったこと」に気の利いたコメントが欲しいところだ。
自分なりの解答例を示しておく。
 A girl is very surprised to see her face in the mirror. Its reflection is diffrent from what she is,namely it is sticking out  its tongue with one eyes closed. She may possibly have asked  the mirror,"Ms.Mirror,Ms.Mirror,Who is the prettiest girl inth world? Please tell me the truth." The answer lies in the mirror. Ms.Mirror must have wanted not to tell her the truth.  (72語)
. . 
 
(B)"Look before you leap"と"He who hesitates is lost"、「転ばぬ先の杖」と「ためらうものは勝機を逸する」いう二つの相反することわざを説明して、どちらが自分にとって良い助言かを英作する問題となっている。 
まずこの二つのことわざのどこが対照的かを述べ、自分にはどちらで適切な助言であるかを言う。過去の自分の具体的行動を思い出すのも一方法だろう。 DSCF160630.JPG

東京大学 英語 理科(2015)

問1 A 要約問題
例によって、早実と同じくわからない単語から。東大は単語はそんなに難しくないので、
Data Base 4500の実を使っての検討とする。
Data Base 4500に載っていないのはgauge(gage)「~を正確に測る」apparatus「器官」
くらいか。あとは文中で説明がある。
「危険認知における人間の行動」約330語の70~80字の要約問題。
第一段落を訳してみると
「私たちは人間が、衝動ではなく固いデータに基づいて決定を下すので、とても論理的だと考えるのが好きだ。
しかし、homo economicusー正確な情報が与えられたとき自分にとって有利に行動する人物⁻という見方は揺るがされているー
とりわけ危険認知という新興の分野において発見されたことにより。
人間は危険を正確に測ることに大変苦労していることが発見されている。
私たちは二つの強力な源ーつまり論理と本能あるいは理性と直感ーから得られる相反する助言を私たちに与える仕組みを持っている。」
第二段落。この本能(直感)が身体に及ぶ危険では役に立っている。しかし、危険が目に見えない放射線のようなものでは
本能(直感)は適さない。つまり論理的には分かっていてもそれに対して無頓着なことが多い。たとえば飛行機よりも危険度が高い自動車、
受動喫煙、不健康な食べ物これらはよくないことを理性では分かっていても、行動としては正しくできているとは言えない。
答えとしては「人間の危険認知能力は理性と直感があるが,直感が理性を上回り論理的に考えれば危険なことが分かるが、直接的に危害が及ばないものにはうまく適応できていない。」(75字)
問1 B 空所補充問題

ご父兄から手紙をいただきました(1)

ご父兄から手紙をいただきました。
4年生の(女子)お母様からです。
佐々木塾には受験ということではなく基礎学力の向上を目当てに通っておられます。
以下手紙をそのまま公開します。そして(2)でこれまでのいきさつやその返事を載せます。
まずはご父兄からの手紙をご覧ください。

佐々木先生

 いつもお世話になっております。算数の宿題についてお伺いしたことがありましてお手紙をお渡ししま
す。

 文章題の出題の意図ですが、もしかすると正解を出すことそのものが重要ではなく、

1.問題の意味するところを正しく理解すること
2.答えを導き出すためにどのように筋道を立てて考えるかという、行為そのもの

を重視しておりますでしょうか。(正解することも当然重要ですが)

家で文章題(特に星2つ以上のもの)を考えるのを見ていると、子供自身ではほとんど解くことができず、
わからないといって何もしないkとが多いため親と一緒に考える訳ですが、そうするとまず親の側でどのよ
うに答えを出すか考え、その考え方を子供に教えることになります。(簡単な問題ならば、ヒントを与える
だけで自分で解くことができることもありますが)

しかしその考え方を、子供が聞いてきちんと理解できているように見えないことが多々あります。(説
明をしながら一緒に考えるだけでも、1問で2時間くらいかかることもままあり、答えを出した後に子供に
説明させてみてもできないことがほとんどだと感じます)

とにかくテストで良い点を取ることが目的であれば、同じような問題を繰返し、ときかたっパターン化して
覚えることが手っ取り早いわけですが(いずれはそれも必要になると思いますが)、基本的には子供が頭を
使って自分で考える事が最も大事で、思考方法・回路が確立されれば問題の正解はいずれ後からついてくる
ようになるかなと、個人的には思っています。

 というわけで、少し散漫な文章になってしまいましたが、家での宿題(算数)に関して佐々木先生として
はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。親がどの程度まで関わってあげれば良いのか、先生の意
図するところと食い違いができるだけ無い様にしてしておこうと思い、この度お手紙差し上げました。

宜しくお願い申し上げます。


夏休みを制する!

 
最高の夏休みにするためには自分自身との約束が必要です。

僕は/私は五つの約束を守ることを誓います。

約束1 これまでの学習や生活態度での反省点を見つけます!

約束2 夜寝る前に次の日の計画をしっかり立てます!

約束3 早起きを心がけ、夜更かしをしません!

約束4 遊ぶのは計画していた一日の勉強が終わらせてからにします!

約束5 体調を崩さぬよう暴飲暴食をせず睡眠をたっぷりとります!

君の心にも恵みの雨が降る

 梅雨時は誰でも梅雨明けが待ち遠しくなります。
どんより曇った空、じめじめした空気の中で、
人はこんな雨は早く病んでほしいと願います。
 しかし、一方で、「恵みの雨」という言葉もあります。
水が人のとってどれだけ、大切かを思えば、
梅雨は日本人にとって絶対必要なものです。
 もし、君が梅雨時のこの時期に
「今日の雨は恵みの雨だね!」
なんて誰かに言えたら君はその一言でずいぶん大人になったといえます。
物事には必ず良い面と悪い面の二面があるものです。
それが少しずつ分かることが人として成長していくことだと私は思います。
 雨の朝、通学するのが苦痛になったとき、君は一言こう言ってください。
「めぐみんおあめだんえ」と。
そう言える君の人生にも幸福という恵みの雨を降らせてくれます。

論理エンジン国語とは?

 最近電話でのお問い合わせに論理エンジンとはとよく質問されます。
電話でのお答えではうまく伝わらないかもしれませんので、
論理エンジンGUIDE BOOKから引用します。

 論理エンジンは単なる国語の受験教材ではありません。
日本語の規則に着目した画期的な論理的思考力養成システムです。
 最初の単元は一見簡単な主語・述語な判別。しかし、これは文法問題ではなく、
文の骨格と飾りを瞬間的に見分ける、トレーニングなのです。
続くパズル形式で問う言葉のつながりなど、
日本語に対する意識改革を促す種々のプログラムを経ることで、
文章の捉え方、読み方そのものがすっかり変わってしまうでしょう。
 そして、スパイラル方式と呼ばれる、特徴的な反復学習システム
これにより、覚えた公式の血肉化が効率的に行われ、
論理のパターンや文の要点が瞬間的に見分けられるようになっていきます。
知らず知らずのうちに、筆者の立てた筋道を追う力、
すなわち論理力が徹底的に鍛えられるのです。
 飛躍的に国語の成績が伸びるのは、その結果でしかありません。


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