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佐々木塾ブログ 9ページ目

嬉しい知らせが飛び込んできました

 ブログが一向に進まずスランプ状態ですが、こんな知らせなら書かずにはいられません。K君が中央大学文学部に指定校推薦で合格しました。彼は3年間硬式野球部に所属し3年のときはレギュラーで外野を守り主に5番を任されていました。3年間付き合って本当に野球部というのは大変だなというのがこちらの印象でした。休みは週1回だけでこれも中間期末が終わった日などにはなくなったり年間で休めるのは30日以下という過酷さです。ここまで一部活が一生徒の生活を拘束する必要があるのかと思いながらいつも彼の生活ぶりを見て、彼の話を聞いていました。この議論は別の機会に譲るとして、今回は彼の頑張りを褒め称えたい思います。

 特筆すべきはスポーツ推薦ではなく、英語運用能力特別入試での合格ということです。これは英検/TEAP/GTEC/TOEIC/などで中央大学が定める基準をクリアーしたものだけが受験できるシステムで小論文・面接がこれに加わって合否が出される試験です。英検で言えば準1級、TEAPなら(R+L+W+Sのスコア)280点以上(400点満点)という厳しさです。特に過酷でない部活に入っていたり全く部活に入ってない人でも英検準1級はかなり難しいです。それをK君はものの見事にハンディ(部活に高校生活の時間を大部分奪われていたという意味)を乗り越え合格の二文字を獲得したのです。

 K君おめでとう。ただこれがゴールではないので間違わないように。これがスタート。でも恵まれたスタートであることは確かだね。次のステージの報告も待ってます。

ブログ再開のお知らせ

 夏休み中及び9月の今日までブログ書けませんでした。今年の夏は異常にあつかったしかも9月に入っても残暑と呼ぶにはあまりにも暑い日が続いた。この間夏期講習が毎日あり精神的にも肉体的にもヨレヨレでブログを書く気も起きませんでした。しかし最近暑さも峠を越え朝夕の風は人心地が付ける季節になり始めました。ようやくブログにも落ち着いて向かおうという気になり始めています。

 この間ひとつだけ誇れることがあるとすれば、自転車には毎日乗っていたことです、さすがにお昼には乗りませんでしたが朝夕の涼しいとき(と言っても30度越えではありましたが)を見計らって(朝夕の通勤時間のことですが)乗り続けました。8月は月間走行距離800キロ、9月はすでに(9/26現在)9000キロ越えです。自転車だけはわが健康の秘訣ですから譲るわけにかない。

 何はともあれまたブログを続けます。この間ブログを楽しみにしてくれた方々(ほんとにそんな人いるのか?)お待ちどおさまでした。こうご期待です。


新しい高校受験大学受験を考える

 この先10年から20年で49%の職業が機械に代替えされる可能性がある。また2011年に小学校に入学した65%の子供たちはいまは存在しない職業に就くといわれている。このような時代背景をもとに高校受験また大学受験はどのような変貌を遂げていくのか考えてみたい。

 大学入試共通テストでは国語・数学で記述問題が出題される。知識だけでなく思考力・判断力・表現力も評価さるることが予想されている。入学試験では学力試験に加えて、多面的な試験の導入が予想される。例えば今はAO入試に限られている大学入学希望書、エッセイ・面接・ディベート・集団討論などが近い将来導入されることが検討されていると聞く。これに伴って高校受験も「自分の考え」を書かせる問題が増加傾向にある。英作文では「AI」や「ロボットと産業」などの時事問題と絡め自分の考えを聞く問題がすでにTEAP、や英検でも出題されている。国語の作文では、これまでの学問的テーマについて複数視点から論じるという形式から討論・発表といったコミュニケーション場面における「問題解決能力」に比重を置いた形式に変化し始めている.。

 今大学はレポート・卒論の書けない学生の増加に悩んでいるという。この反省が中学受験の記述増加・中高一貫校の適性検査に小論文が使われている。また最近とみに増えているのが大学のAO入試だ。これらは大学の側から発せられるSOSを受け止めての結果だといえる。高校までの勉強は簡単だ。おぼえるべきことはすべて教科書に書かれている。でも大学の研究というのはそれぞれの専門分野でまだ解明されていない謎を解明すること。つまり「問題解決能力」が求められているのだ。まず謎、すなわち問題点に気づき、その原因についての仮説を立て、それを調査・実験・文献調べで解明するのがレポート・論文なりの書き方だ。それが書けない学生は「問題解決能力」がないということだ。これは英語、数学、国語の筆記のテストではわからない。国公立大学が前期試験で英数国。後記試験で小論文というところが多いのは「問題解決能力」の持ち主即戦力を求めてという見方もできる。

 このような状況下塾はそして佐々木塾はどう今後取り組んでいけばよいのだろうか?英数国理社、プログラミングなアドにおけるいわゆる知識はオンラインで学ぶことができるようになり、これからの塾は学んだ知識を「どう使うか」に始まり「相手にどう伝えるのか」「相手の反応に対しどう反応するのか」といった人同士こそまなぶことができるちからをおしえていくことがもとめられているのだろう。佐々木塾は早い段階から私立大学のいいかげんな問題作りを批判してきた。あのテストからは想像力(創造力)を持った生徒集めたいという思いは伝わらない。考える力・組み立てる力を育てることが求められていると考える。
 


 





 

書くということ(3) 現在進行形を実況中継

 このブログは実は夏休み前に書いていて公開するのを忘れていたものです。遅まきながら公開します。

 順調に見えたM君の書写でしたが、お母さまはM君が算数の力が定着しないことを悩まれていたようです。2年くらい前から「算数嫌いの子を引き上げる方法」というサイトを読みそこで行われる勉強会にも通っておられるというメールをいただいた。

 5月 M君のお母様からのメール
 木曜から学校では「比例」に入ります。クラス分けの事前テストで、四年生の「変わり方比べ」の復習テストをやったのですが0点を持ち帰ってきました。。。変わり方比べの復習から見ていただいてよろしいでしょうか?「変わり方比べ」の事前テスト遅らせていただきます。問題の読み違えではあるのですが。。
 先生私が下記のサイトの教育関係者の勉強会にかれこれ2年前から話を聞きに行っているのですが、これはMにも当てはまるのかなぁと思ってしまいました。お時間あれば一読していただけると嬉しいです。

 5月 佐々木塾からのメール
 ご連絡ありがとうございます。比例のテストの写真ありがとうございました。それと添付していただいたサイト閲覧しました。「壊滅的にできない子を引き上げる意外な方法」書いてあることはなるほどということばかりで腑にも落ちるのですが、M君に当てはまるかというと当てはまらないと思います。佐々木塾が考えるM君算数上達法は書写だと思っています。書写が定着すれば頭が混沌から明晰に変わり秩序だった考え方が身についてくるはずです。そうすれば算数も問われていることが整理されて頭に入ってくるはずです。書写を続けてください。書写のこころすべきはことは二つだけです。一つはその日の最高にきれいな字を書かせることです。もう一つはいくら長くても30分でやめることです。10分でもいいです。決して欲張らないことです。そして、昨日よりこの前よりきれいに書けているかで評価やるのです。同じくらいならまあまあだねくらいの声掛けで、下手だったら直ちにやり直しをさせるのです。夕飯は後回しにしれませんがここは毅然とやって欲しいところです。「言うは易し行うは難し」的なことをさらりと書きましたが、参考にしていただければ幸いです。

 5月 M君のお母様からのメール
 お忙しいところ、誠実なご返事いただきありがとうございました。ここのところ、ッ不安感いっぱいのメールばかり送っており、先生も困っちゃうよなぁとは思いつつ、しかし、私の息子に対する不安感、ブレが落ち着かないままでした。昨日先生のお考えを読み、今やるべきことが明確になりスッキリしました。ありがとうございました。

 こうして他の教科(算数・社会・理科)などよりも国語特に書くことを最優先させるという方向ができました。あとは実践あるのみと思います。この後のM君の成長についてさらに追跡していきたいと思います。乞うご期待。


 

書くということ(2)現在進行形を実況中継

 3月 M君のお母様からのメール
佐々木先生昨日はありがとうございました..帰宅後「字をきれいに書かないことが学力が伸びない原因になること、やるなら今が最後のチャンスであること」を伝え、本人もやるとのことでした。夕食前にやることにし、綺麗に書けていない場合は、必ずやり直しをさせるからと伝えました。そして約20分後出来上がりの原稿用紙を見てびっくりしました。今までで一番綺麗な字でした。私も嬉しくなって褒めたところ、Mも照れ笑いしていました。主人にも先生との面談のことを話し、原稿用紙を見せたところ「本当はちゃんと書けるんだね」と言っていました。その日のうちにやるべきことはやり切る親子で頑張っていこうと思います

 3月  M君のお母様からのメール
書写は書き直しすることなく継続しております。丁寧に書くことが習慣化されるまでは大変だけれど、それが当たり前になったら楽になるよと伝えています。

 3月 M君のお母様からのメール
 算数4年の復習ですが想像以上にできていませんでした。文章問題、変わり方調べ、図形が気になりました。平行の概念も忘れていたり展開図もわからなく怒ったり泣きながらやっていました。計算の筆算も、縦列がそろっていなかったり小数点が打てていなかったりです。書写は順調です始めた2週間前より書く野のが少し楽になったて来たと言ってました。ノートもきちんととれるようになると、頭も整理されてくるのではないかと思うのですが。

 4月 M君のお母様からのメール
 本日、Mも無事に5年生になりました。5年生では丁寧に字を書くといっておりました。前は書き直しをさせると怒っていたのですが、最近は直に聞き入れてくれています。自覚したのでしょうか?

 4月 M君のお母様からのメール
 新学期に入り、ノートを構造的に書けると良いなと思い、少しずつアドバイスしています。素直に取り入れてくれており、前のクラスの子に「M,字が綺麗になった!」新しくクラスが一緒になった子にも褒められたそうです。前はアドバイスしても取り入れてくれなかったのですが、自分なりに工夫しているところもあり良い感じです。

 5月 M君のお母様からのメール
 学校のノートは、先生から書写をやるように言っていただいたのを機に、ずっと良くなっています。理科も、4年生では100点をとれなかったのに、先日5年生初のテストで両面100点で喜んでいました。「ノートをちゃんと書くようになったら、授業を前よりちゃんと聞くようになった」と言っていました。まだまだなのですが成長は褒めつつ、継続するよう応援したいと思います。先生に3月の時点で指摘されなかったら、本当に手遅れだったような気がして恐ろしいです。

 と、ここまで書写に関しては順調そのもの塾でもその効果は顕著で、国語の記述も以前は「なんて書いてるの?これ」と聞いていたのが聞かなくても読めるようになってきたし、算数も列がそろわず違う位を足した引いたりする間違いが影をひそめるようになってきた。ただお母様にはもう一つ気になることがあったようで話は次回に続きます。





 

英語に大学受験も高校受験もない

 現在受験英語学習の状況を見渡してみるとどうも致命的な欠陥があるように思われます。それは教える側が目先の受験しか視野に入れていないということです。高校受験の先生方は高校入試問題、大学受験の予備校講師の方は大学受験しか見ていません。かく言う私も予備校時代大学受験の英語しか見ていませんでした。しかし佐々木塾を始めて中学生にも英語を教え始めて大学受験英語とか高校受験英語なる境界はないことに気づかされました。少なくとも英語において入試問題の解法は一貫していて高校受験で正しい解き方正しい読み方を習得することができればその方法が大学受験までそのまま通用するのです。ならば一日でも早く正しい読み方を身につけておくほうが得策です。佐々木塾「論理エンジン英語」は中学1,2年からでも始められレベル10程度までで高校受験英語の力は付けられます。その先のレベルは同じ方法を駆使して単語、熟語、構文が複雑化していくだけです。

 佐々木塾論理エンジン英語の内容を説明します。まず始めは全単語の品詞を見分ける訓練です。例えば形容詞とばかり思っていたall が代名詞、副詞、副詞、名詞があったり、last は形容詞、名詞、副詞、動詞があることを知ってもらいます。次に各品詞の働きです。例えば文中のwhyは疑問副詞という名で名使節を作ったあとその節中で副詞になるという具合に一つの単語で2個の働きをします。品詞の中で大事なものは名詞と動詞です。名詞は6個の働きをします。主語、目的語、補語、同格などです。また動詞は自動詞、他動詞のどちらかで目的語を持つか持たないかから判断します。次は句、節を探し出す訓練です。佐々木塾ではこれに3色ボールペン(消せるもののほうがいい)で色分けしていきます。さらに大かっこ、中かっこ、小かっこなどに分類していきます。カチカチとボールペンの小気味よい音が聞こえてくると学習が佳境に入ったことの証しになります。

 次のステップは文型です。名詞、動詞は単語の品詞分けの段階からその働きや自動・他動詞までを意識してきているので文型を見極めるのはさほど苦も無くできるようになっているはずです。それでも日本語にはない第5文型はみんな初めのうち苦労します。目的語と保護の関係を詳しく説明すると皆納得してくれます。ここまでが終われば後は短文の練習問題を解いていきます。1000本ノックというのは言葉の綾かもしれませんがそれくらいたくさんの練習問題をやります。なぜなら文を読みながらこれなん文型とか考えていれば読むスピードが著しく遅くなるからです。単語が0.1秒で反応しなければ使える単語とは言えないのと同じく文型も数秒で見抜けなければ速読にはつながりません。こうして身につけたかっこ付けと文型の力で英文を驚くほど正確にそして速く読めるようになります。これが佐々木塾式英文読解法です。この技が身につけば英文を読むのが楽しくて仕方がなくなること請け合いです。君も貴方も体験授業で佐々木塾の技を体験してください。

書くということ(1)

 昔、私の小学生時代(何十年も前のことである)教科書の丸写しがよく宿題に出されものです。先生がおっしゃるには「今、自分で書ける最も美しい文字で書きなさい」「原稿用紙半分くらいでいいけれど、毎日続けなさい」というものでした。この勉強法は塾も通信添削もいらない自分一人でできる最も安上がりな勉強法です。段落、会話文の書き方、漢字の活用、送り仮名のつけ方、句読点のつけ方、その子なりの美しい文字、書くことについてのすべてを学べる勉強法です。

 最近は先生がパソコンで印刷すれば済むことなので親への連絡などをノートに書かせることもなくなりつつあります。ともかく書かせることがひどく少なくなっています。当然子供たちが文章を書く力も弱まってします。その分はパソコンに頼れよということなのでしょうか?書くことは習ったことをしっかり頭脳に叩き込むためには省けないことだと考えます。書くことを毎日やっている子で落ちこぼれになっている子はめったにいません。書くことは獲得した学力を定着させる主要な手段であり学力の低下を食い止めるものだからです。

 学力を伸ばすための秘訣はただ一つ。ピアノであれ、サッカーであれ上達するために最も大事なことは、毎日短時間の集中的な練習を相当長期にわたって継続していくことです。学力を伸ばすのも全く同じことです。頭の良しあしとか遺伝で学力の優劣が決まるのではありません。(とんでもない秀才がいることは確かです。でもそんな人は千人に一人くらいです)楽器や運動と同じように、毎日コツコツと勉強を積み上げていくことによって高い学力が獲得できます。そしてある日、突如としてひらめきのある発想や、問題の鮮やかな解決法が身につき自分でもワクワクするほどの進歩を経験するのだと思います。

 この経験を誰かに伝えたいものだと考えていました。ハタと思い浮かんだのがM君です。M君はノートに字を書いても、罫線を無視してしまうし、原稿用紙に書いても枠をはみ出したり、無視してよく言えば自由奔放に、悪く言えば野放図な放任状態のような字を書いていました。これは算数にも影響が出て小数点の掛け算も小数点を打つ場所を間違えるは、自分の書いた数字を自分で読み違えてしまうという弊害が出ていました。今年3月ころM君のお母様と面談をして「書写」を提案しました。その後お母さまからその進捗具合についてメールを何回かいただいたので引用しようと思います。(続く)

 

 

    




 

英語4技能試験

 先日「英検を受けることで大学受験に有利なことがあるのか」のお問い合わせをいただいたので、答えたい。従来は大学入試の試験はその大学が独自に作るものだったが、ここ数年変化が出ている。各大学が指定した試験で一定の成績を持っていると試験当日の英語の試験が免除・換算(みなし満点となることも)加点されるという方式が相当数の大学で取り入れられている。その代表格は実用英語技能検定(俗に英検)およびTEAPだと思われる。英検は歴史が古いので知らない人はいないと思われるが最近3技能(reading/listening /speaking)に加え2年ほど前からwritingが加わり4技能となった。またTEAPは Test of English for Academic Purposeの略で上智大学と英検が共同で開発した、アカデミックな場面での英語運用力を測定するテストで英検と同じ4技能から構成されている。以下この二つを中心にメリットデメリットを考えたい。

 まず英検だが2級を取得していれば早稲田・明治・立教を始め,かなりの大学が科目免除の恩恵を受けることが可能だ。CSEスコアで準1級を持っていなくてもカバーできることもあるようなので、受験を希望する方は各大学のホームページ等での確認をお勧めする。英検は2級までならトライしてみる価値がある。大学によっては準1級を要求しているところもあるが、準1級をとれるくらいの英語力になっていれば大学の出す本試験でもかなり有利に戦える実力なので外部試験を利用するメリットはなくななる。お薦めは英検の場合2級で各技能を磨くのが得策のようである。

 もう一つ受験生にとってはなじみになりつつあるTEAPはメリットのほうがが多いかもしれない。先ず年3回受けられること。4技能を同時に基準点をクリアする必要はなく1技能ずつクリアーしていくこともできる点も魅力だ。また模試と違って本番なので入試本番のちょっとした予行練習にもなる。デメリットは受験料だ4技能で15000円は決してお安くはない金額だ。

 このように外部入試試験は続々と導入されているので高1とか2年の「受験はまだ先さ」とのんびり構えている人にはお勧めだ。受験本番で緊張しがちな人もお薦めできる。緊張しやすい英語が免除されれば残りは2教科3教科受験組より有利に戦えるはずだ。上智に行きたいという人もお薦めだ。じょうちはTEAP受験と一般受験を併用しているのでチャンスが単純に増えるのでこれを利用しない手はないようだ。




うまくいかないときに

 ちょっと悩んでしまったときに読んでほしいな・・・。

この国を作ってくれた人たちの汗のおかげで、ボク達はたくさんのチャンスに恵まれています。
その比較は、貧困にあえいでいる国々の人たちには想像もつかないでしょう。

仕事一つにしてみても、実にたくさんの職業があります。
努力次第でどんな仕事にも就くことができるでしょ?
そして、夢を叶えるための環境も自分で作ることができます。
努力次第で、有意義な人生を自分の手で作ることが出来るなんて、なんてステキなことでしょう。

目指す夢が山の頂点とするなら,ボク達はそれを目指して登って行きます。
でも、,決してラクな道ではありません。
時には、崖伝いに危険を承知で進んだり、道が分からなくなってしまったり、
怪我をして歩行が困難になってしまったり、あるいは、
天候が急変して後戻りしなくてはいけなくなるかも知れません。

がんばってがんばって、何回もチャレンジする。
それでも登りきれない時があります。
あきらめずにやり遂げるまで続けることはとても大切だけど、
一ついっておきたいことは
「それだけが人生ではないんだよ」ということです。

キミができることは他にもいっぱいあるかも知れない。
キミを必要としている世界が、もっとほかにもきっとあると思うのです。

この国はどんなことにもチャレンジできる、良い国です。
努力と勇気を持つ者は敬意を表しいつでもどんな人の挑戦も歓迎してくれます。

「納得いくまでがんばぬいた」
でもけっかがでなかったとしても、それは一つのことを成し得たということに何ら変わりはありません。
誇りを持ち、、別の山登りで、立派に夢を叶える資格がキミにあることを、知っておいてもらいたいな。

 キミにはどんな方向にも進めるチャンスがじつは約束されている!

叱るということ(3)

叱るということ(2)の続き。
Mさんから2回目のメール
お世話なっております。ありがとうございます。やはりすきあらば、別の事に走ってしまいがちではありますが、当日の事を当日中にやれるよう勇気付けて、褒めてで、様子を見ようと思います。パニックは、わたしがおこりすぎたせいかと反省しております。パニックになっても、翌日はあっけらかんとまた、お友達と遊んでしまって宿題やってない!と言う繰り返しでつい本当にわかってるのか!とエスカレートしてしまいました。
実は行き詰まって、子育てに特化したアドラー講習も受講したのですが、その内容も先生のアドバイスと同じところがあり、良いところに注目して勇気づけるだけで、ずいぶん変わりますと言うアドバイスがありまし。今までは、悪いとこばかりに注目して指摘していたと思います。
 
先生のおっしゃる通りで、勉強が大事とわかっているけど、楽しいことおもいつくと、すぐにそちらに流れてしまう感じだと思います。ただ、集中して宿題に取り組めないと言うだけなのですが、朝のパニック30分や、夜中までの勉強でこのままでいいのだろうかと悩んでしまいましたが、パニックや夜中までやるようなところに行かないよう引き続き2人で話し合っていきたいと思います。

佐々木塾3回目の返事
ご連絡ありがとうございます。怠けよう、易きにつこう、とする子供を叱咤激励することは親なら誰もしなければならぬことです。子供が真っ当に発達して行く権利を保証することになるのですから。ただ叱りが長すぎたり誰かと比較するような叱りは避けたほうがいいと思います。フォローも忘れずに。
Mさんからからの3回目のメール
 お世話になっております。メールいただいた月曜夜に、娘と怠けたい気持ちに勝って、やらない言い訳探さず、やりとげてみようと、こうやって、夜遅くまでやるのも、今日を最後にしようと話しました。 
 
昨日の帰り、どうかな?やってるかな?と少し不安に思いながら帰宅したのですが、学校の宿題も塾の宿題もほぼ終わらせていて、やったね!できるね!と褒めました。本人も、うれしそうで私思ったよりできる!といったような事を言っていました。昨日は年に数回ある漢字の50問テストが返ってきていて、94点で3問間違っていたのですが、今までで最高得点なので、頑張ってるからだと言って、勉強の成果を実感しているようでした。クラスの半分くらいは90点とれているようですが。
 
後から聞くと、昨日は、近所の友達が、習い事などで、遊び相手がいなかったそうで、また友達に誘われたときには、遊んでしまうかもしれませんが、それでも、はじめて自分でやり遂げようと取り組めたので、今後の応援もしやすいかなと思っております。
 
本人が望まない勉強を私が安心したい為に押し付けているのかなとの迷いもあったのですが、それもほぼなくなった気がしてます。本人のためなのか自分のためなのかは、なかなか難しいので、今後も気をつけていきたいです。またまた長文にて失礼致しました。先生のアドバイスのおかげで、道が開けたと思います。本当にありがとうございました。

以上がMさんとのやり取りの全容である。
解説は次回に


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