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生徒・保護者の声 2ページ目

佐々木塾は日本の三ツ星塾に選定されました

佐々木塾は、2012年度全国250の塾・教室が「日本の三ツ星塾」に選定されました。
以下の詩とともに三ツ星塾の栄誉をいただきました。

この国には塾がある
悲しいことには
お金がほしくて
ただそれだけの理由で
塾を始めた大人もいる
しかし嬉しいことには
子供のことが好きで好きで
ただそれだけの理由で
塾を始めた大人もいる

小さな教室の
小さな椅子に座り
子供たちは真剣な眼差しで
今日も夜遅くまで学んでいる

そしてそこにはいつでも
限りなく優しく 時には厳しく
子供たちを見守り続ける
大人がいる

子供たちは大人の姿を見て育っていく
だから・・・私たちが「がんばれ」と
心から応援したい塾はこの国にそう多くはない
子供たちの未来のために 持てるすべての情熱を燃やし
子供達の夢と希望のために 子供たちと共に
日々一歩一歩歩み続けてくれる
この国にはそんな三ツ星塾も確かにある

塾をを開いて10年本当に続けてきてよかった。
涙が出るほどうれしいです。
そして明日から、いや今日からこれまで以上に真摯に 子供たちと向き合おうと改めて心に誓いました。
選定していただき本当にありがとうございました。


明治学院東村山

明治学院入試科目の特徴は英語にあります。
それはリスニングの配点が高いということです。
配点は実に3割から4割を占めると思われます。
この対策は日ごろからラジオ、テレビの英語番組みなどを使って慣れが必要です。

桐朋中学

佐々木塾から桐朋へ合格したのは今から2年前です。
仮にその合格した人の名前をA君とします。(恥ずかしがり屋 のA君に名前を出すことを拒まれました。残念!)A君は5年生の時に入熟してきました。入ってきたとき(4月)に首都圏模試を受け偏差値が55点くらいで した。内訳は国語、社会が60近く、理科が52、算数が50くらいと言ったところでした。どちらかと言うと文系科目の得意な生徒でした。

入塾の時お母様と話したときは「近いので桐朋なんかいいと思っています」と言った程度で是が非でもここにという志望校はないとのことでした。

私が立てた作戦は5年の間に偏差値を60にしてそれをキープし、6年では桐朋の過去問を徹底的に研究するというものです。まず苦手の算数を60にするた めの秘策です。それはもしでは1,2番に出される問題は基礎的な問題です。これは慣れと注意力でほぼ満点を狙えるところです。この対策には日能研の「計算 と熟語」を毎日やることで対応しました。A君には1,2番はどんなことがあっても落としてはいけない。その代わり3から6番は出来なくてもいいから3分の 1くらい出来ればいいといいました。狙いはドンピシャリでした。A君はその後の模試で必ず55を越えてくるようになりました。6年のときの最高は65 までいきました。特にすごいのは1,2番の問題をほぼ完璧に解けるようになったことです。3から6は解けなくても構わないと言うおまじないがA君をリラッ クスさせたのだと思います。 国語についてはA君の本来持っている力を論理エンジンを用いて、さらに引き出せたと思います。ただ単に答を漠然と導くのではなく、根拠を探し出す習慣付 け、命題をを見つけながら読むという癖、さらにミクロ的ロジックとマクロ的ロジックの徹底的訓練を通して桐朋の記述を含めた問題へ対応できるように なっていきました。 ここ2年桐朋志願者が佐々木塾には入ってこないので少々残念ですが、A君を通じて学んだことをもう一度再現してみたいものだと思っています。桐朋志願者集まれ!


都立立川国際中学

都立立川国際は旧北多摩高校をを母体とした多摩地区最初の中高一貫校です。開校4年目となった今年は22年度よりもわずかに減少しているものの、倍率は7.1倍と高く人気が続いています。また今年から北多摩高校の募集は中止されており、いよいよ立川国際として一本立ちしました。卒業生がまだ出ていないので進学実績は分かりませんが、入学者の高い能力からみて相当いい結果が期待されます。

この立川国際に佐々木塾から2名の合格者を出すことができました。
2名とも佐々木塾入塾は5年のときでした。5年のときは特に立川国際に特化した授業を行ったわけではありません。佐々木塾の平常授業を淡々とこなしてもらいました。
つまり、漫画「コボちゃん」の文章化、一冊の本「小さな町の風景」の精読と、名文を多読、漢検対策という国語系と、パズル、名文章題100、計算力強化など算数系に分け基礎力の定着に努める授業を行いました。

6年からは理科社会も組み込んだ授業を展開しました。国語系というよりは文系、算数系というよりは理系という名前で5年のときに比べ内容を広げる授業へと変えていきました。その中には文章を読んで600時程度で自分の体験を加えた文章を書く練習もあります。これは立川国際の入試には役立ったのだと密かに自負しています。さらに資料、グラフを読み解く力をつける練習もしました。毎年さまざまなグラフが立川国際では出題されているからです。

一番苦労したのはジャンケン、トランプなどの推理ゲーム的問題でした。推理ゲームやジャンケンゲーム、さいころゲームなはどどんな問題でも考え出せばきりなく出題できます。

始めは真剣に入試問題として取り組んでいました。制限時間内に答に行き着くのは骨の折れることでした。あるとき発想を変え、「これはゲームだ(遊びだ)。楽しもう。」というスタンスに変えて問題(ゲーム)に取り組むことにしたのです。すると答を見つけることにキュウキュウとしていた子供たちが余裕を持って問題を見れるようになってきたのです。できるできないということよりもその問題を考えるプロセスを楽しむに考え方を変えたのが正解でした。この種の問題を考えるのを嫌がっていた子も積極的に問題に参加するようになってきました。

都立中高一貫の問題は私立とは違い答えが一様ではありません。
私立よりも考える力を要求してきます。問題を正面から受け止めて答を出さねばという追い詰められた姿勢ではなく、どんな出題かなと余裕(?)を持って問題を見ていく姿勢では、導き出される答にも大きな開きが出るように思います。そして気づいたのですが、都立中高一貫校の求めている生徒像は出題された問題を自分の学習してきた引き出しの中から答を探そうという生徒よりも、枠を作らないで楽しく発想のできる生徒をこそ欲しがっているのではないかと。

今年この小さな塾から2名もの合格者が出たということは都立中高一貫の狙いに合致した指導法を確立できたからと今は思っています。来年からの更なる合格者の上積みにご期待ください。

慶応大学環境情報AO入試(その1)


佐々木塾では2009年に、慶応大学環境情報学部AO入試の合格者を出しました。彼の勉強方をお伝えします。これまでにも慶応大学には一般受験で何名も合格者を輩出してきましたが、彼(中園翔君)の特異な勉強法をお伝えします。

彼は高3になって(高2のときもでしたが)高校生を対象とした作文、エッセイ、哲学論文などのコンクールにせっせと応募し続けました。そのうちのいくつか は入賞し、毎日新聞主催の作文コンクールでは入賞し、哲学オリンピックでは銀メダルを獲得というようなキャリアを積み重ねていきました。

3年 の夏休み過ぎに慶応大学環境情報学科は今時分のやりたいことを受け入れてくれそうな学部なので、AOI受験したいという相談を私にしてきました。私なりの 考えでは彼のような人こそAO受験で行くべきだと思いましたので、その推薦状を書くことも快く引き受けました。多分彼なら合格間違いなしだろうと思いながら。

しかし、1回目のAOは(実は慶應大学環境情報学科は2回AO入試を実施しています)不合格でした。私はかなりショックでしたが本人は

「AOなんて宝くじみたいなもんですから、落ちてくよくよするではなく一般受験に向けて頑張ります」

と言い。その日からは一般入試へ向けた準備へと取り掛かったものでした。

それまでAOにのみ目が向けられていたので、彼の得意な国語はともかく英語は単語が人より劣るのではないかとみていました。しかし過去問を解いてもらうと、 MARCHレベルの英語の問題はほとんど8割を超える正解率です。なぜあの単語力(Z会の速読英単語が6割程度しか分かっていませ)でここまで読み取れるのか私には不思議でした。それを本人に聞くと「内容が類推できる」からといいます。

つまり「この文脈なら次はこの展開になることが予想出来るでそれに そって読んでいっているだけです。MARCHレベルなら大体解ける思います。ただ早稲田、慶應は心配ですけど」驚く私を尻目にいたって涼しい返事でした。


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