佐々木塾ブログ

嬉しいメールが届きました

 昨日高3のSさんのお母様から大学合格の嬉しい知らせが届きました。J大学の理工学に指定校推薦で進学が決まったとのことです。Sさんは3年前高校受験の時一緒に戦った(?)生徒です。戦うという言葉をあえて使ったのはこういう事情があったためです。3年前の冬、親御さんとも相談してM高校一本に絞って徹底的に対策をすることに決めました。ほかにも成蹊とか都立などいくつかの候補があったのですが英語が得意ということと数学がそれほど難しくないなど総合的に判断してあと一か月をM高校一本に絞って勉強するという賭けに出たのです。

 約一か月合格最低点を超えるまでになりこれなら大丈夫だなと思えるところまで彼女の成績は伸びてきました。正確には覚えていませんが合格最低点が210点の時おそらく220点ぐらいは取れていたと思います。試験当日私も大丈夫だろうというかなりの手ごたえをもって送り出したのを覚えています。しかしその結果は不合格でした。続きがあります

 がっかりしているところに補欠になったという知らせを受けました。しかもその番号は1番ということなのでこれは一人でも辞退者が出れば入学できる。受かったも同然と考えていました。合格通知は都立の発表日など3回あるとのことで朗報を心待ちにしていました。しかし何の音沙汰もなしということで不合格が決まってしまいました。不幸中の幸いというか2次募集でD高校の合格はもらっていたのでそこへの進学ということになりました。

 そして3年。Sさんの頑張りは見事の一言です。やはり高校受験の悔しさがばねになったのでしょうか。同じ不合格にしてもむごい落ち方だずっと思っていたので今回のは今までの苦労を一気に償ってくれる快挙と言えるものです。人間万事塞翁が馬という言葉が当てはまるSさんの報告でした。Sさんおめでとう。
 

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