HOME > 佐々木塾ブログ > アーカイブ > 2016年2月

佐々木塾ブログ : 2016年2月

なぜ小学2、3、4年生か(2)

 ちょっと恥ずかしい話をしたい。
実は佐々木塾は10数年前国立市中1ー10で小学2,3,4年生専門塾として産声を上げた。
残念ながら最初の募集で集まってくれたのはほんの数名。
存続の危機にすぐにさらされ、結局今の小学生から大学院受験までの
幅広い年齢層を対象とした個別指導塾に進路を切り換え今日に至っている。
(1)で述べたように勉強に取り組むのによい時期は小学2,3,4年であるとの確信から
教育に対する意識の高い親御さんが多いだろうという理由から国立市を塾開校の地に選んだのである。
周到な準備と手の込んだチラシを配り開校を意気込んで迎えたのだが、結果は前述のごとくさんざんたるもの。
しかし負け惜しみではないがその時に集まってくれた数名はその後、国立高校,桐朋高校、ICU、中央大付属などに進学し、
さらに東工大、慶應、早稲田,中央大などに進み今バリバリの社会人として活躍している。
だから私が説いた将来への投資は小学2,3,4年かrという考えは間違っていなかったと自負している。
当時の勉強法はまた次の機会にしたい。


なぜ小学2,3,4年生か(1)

学力評定 小1 小5 小6 中3 大人(※)
5 7,000 31,000 37,000 44,000 60,000
4 - 20,000 - - -
3 3,500 16,000 - 22,000 30,000
2 - 12,000 - - -
1 2,000 7,000 9,000 - -

※「大人」の列は、語彙の豊富な人と、少ない人の大まかな目安です。なお、上表は、教育評論家・岸本裕史氏の「知悉語彙数調査」を参照にしています。

 まず右の表をご覧ください学力の伸び方に
関して、子供のこの時期の大切さを裏付けてい
ます。たとえば、小学1年生の時の獲得語彙数は
平均的な子で大体3,500語(高学力の子は7,000
語)で、5年生は16,000語(高学力の子は31,000
語)で、5倍近い伸びを示しています。小1~5まで
の2~4年間にいかに多くの語彙を飛躍的に、獲
得しているかがお分かりいただけると思います。その
後の伸びは緩やかな曲線となっています。中学3年
獲得語彙数は平均22,000語です。
次に注目していただきたいのは、学力と知悉語彙数は密接な関係があり、語彙数の多い子は例外なく
高学力だということです。
 では知悉語彙数を増やすにはどうすればいいののでしょうか?それは毎日の規則正しい勉強と読書習慣です。
子供がまだ小さい時期にこそ、勉強は毎日きちんと家でやるものだ,ということを躾けていかねばならいのです。
この2~4年生の時に勉強の楽しさを実感した子は受け身の勉強ではなく、自ら学び、自ら学習に取り組ん
でいく習性を身につけるのです。

佐々木塾式過去問取り組み法

 今年も受験生は年が明けてからはほぼ過去問を解くが授業の中心になっていった。
過去問の解き方だが、時間を計って採点、そして過去の合格点と自分の点数を比べる。
超えていれば一安心、足りないと落胆。それだけの作業に終始してしまうのでは、過去問を解く意味はない。
佐々木塾で今年実行した過去問の取り組み方を少し記したい。
まず過去問に取り組む時期だが、中学受験の場合は4~5か月前から、
高校受験は2~3か月前からぐらいがベストだと考える。
なぜ高校受験の取り組みが遅いのかというと、中学生は中間、期末テストがあるので、
それにかなりの時間を奪われるためである。内申がよいに越したことがないのは紛れもない事実である。
中学受験場合まず自分のすべり止めと考える中学から始め、徐々に志望校に近づいていくのがよい。
過去問を終了させる目安は8割が取れること。8割に達したら、ワンランク上の学校に進む。
そして12月中に志望校へと進めれられるようになっていれば成功である。
さて本命は?さすがにこれまでの第2、第3志望の学校と違い8割などは夢のまた夢かもしれない。
しかしあわてる必要はない。ここからが佐々木塾の過去問取り組みの秘策だ。
過去5年とか10年分を解き間違えた問題をノート左に写し右にその解法を書く。
それとこの類題を問題集から探し出し同じようにノート作りをする。
算数(数学)などはすぐ問題をノートに写せるが、国語(英語)の長文はどうするか?
ここからが佐々木塾の秘策中の秘策である。ぜひ佐々木塾でその方法を学んでほしい。
こうやって書きぬいた過去問間違いノートは一定程度の時間を置いて解き直しをする。
この問題が楽に解けるに従い、志望校の問題への自信が深まってくる。
これが佐々木塾式過去問取り組み法。ぜひ佐々木塾で効果をお試しください。

努力でしか壁は越えられない

 勉強してもなかなか自分の思うように成績が上がらない。
そんな経験は誰にでもあるはずです。
 君が頑張れば頑張った分だけ結果が出る。
それが一番の理想ではありますが、
努力と結果はそんなに単純に比例するものではありません。
 一般的に進歩や向上は右肩上がりに一直線に伸びていくものではありません。
努力を続けていくうちに急に一気に成績が上がることもあれば、
努力をいくら続けても、結果が少しも出ないことがあります。
 努力を続けるということは目の前にある壁を一つずつ乗り越えていくことだと考えることです。
目前の壁が小さなものであれば短時間で超えることができますが、
大きな壁ならそれを超えるために長い時間が当然必要になります。
 ただ間違えなく言えることは、君の壁は君の努力でしか超えるしかないということ。
それだけは絶対に忘れてはいけません。

合格の秘策

 ここ二カ月ほどブログの更新ができませんでした。
高校受験・大学受験の生徒さんと過去問を一緒に研究していたせいです。
今年の成果はもう少し経ち、全て出そろったら「合格実績」の項に発表します。
今年の受験で感じたことを書きたいと思います。
仮にA君がK高校を志望しているとします。直前一か月くらいに
過去問を解いてもらったら合格最低点が180点なのに対し160点しか取れないとします。
本番一か月前どのような対策ができるでしょうか?
一般的には英、国は60点で合格点に届いており数学が40点なので、
数学を強化すればよいという結論になると思います。
しかし佐々木塾はその対策方法は甘いと考えます。
佐々木塾は、数学の対策は問1、問2の小問だけにして、
英語、国語をさらに伸ばすということを考えます。
A君の場合苦手な数学にこれからの時間を割くよりも、
得意な英語、国語の読解をさらに磨くのが合格への近道だと考えます。
本人の特性から導き出した合格への秘策なのですが、この策を講じられる塾は少ないと思います。
理由は3教科が分離してバラバラなものと捉えられているからです。
たいていの塾では3教科を一人の教師がすべて見るということをしていません。
だから3教科を有機的つながりが見えてこないのです。
手前みそになるかもしれませんが、佐々木塾の強み、ここにあると思います。
一人の教師が3教科を責任もって教える。
大手塾のベルトコンベヤ式弱点強化方法とは根本的仕組みが違います。
入試科目を総合的に把握してほしい方是非佐々木塾の門をたたいてみてください。

新入生の募集を再開します

 満員のため去年から新入生の募集を休止していましたが、高校、大学受験も一区切りつき、
来月から空きが出る予定ですので、募集を再開します。この間入塾希望の方には大変ご迷惑をおかけしました。
お早目に体験授業のご予約のほどお願いいたします。

1

« 2015年12月 | メインページ | アーカイブ | 2016年3月 »

無料体験授業 まずは、是非一度無料体験にお越しください。
042-572-9819
メールでのお問い合わせはこちら