HOME > 佐々木塾ブログ > アーカイブ > 2024年1月

佐々木塾ブログ : 2024年1月

嬉しい知らせが届きました

 1月15日函館ラ・サール高校の受験結果が出て見事当塾生のM君が見事合格した。合格した日にラ・サールの校長先生から電話がかかってきたと、次の日塾に合格の報告に来てくれた時教えてくれた。夜の9時くらいであいにく食事に出て留守番電話に「ぜひ来てほしい」旨の伝言が入っていたそうである。随分丁寧な学校だな、それともそれほど生徒に枯渇しているのか(失礼)とそれを聞いて思った。しかし電話は次の日も来た。内容は優秀な成績で合格したので入学金免除、およびラ・サール奨学生の資格を与えたいという電話であったそうだ。彼は国立の附属高校を第一志望としており、その試験日が1月18日で、そのための試験慣れのために今回ラ・サールを受けたのだった。1月24日その結果発表があってこれも合格していた。さてどちらに行くのやら。まだその決断報告は来ていないので不明だ。

 筑波大付属坂戸について記しておきたい.。筑波大坂戸の資料によれば、国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)認定校でs利、1年次は日本の高校必修科目を履修し、2年次よりIBDP科目を中心に学習するとなっている。IBDPのメリットを上げると①海外の学校に進学しやすいイギリス・シンガポール・オーストラリア・カナダなどがDPを大学入学資格と認めているといううことだ。②国内の大学入試、入学後の単位振替にも有利とのこと。東大、京大はじめ多くの国立大学、早慶はじめ多くの私立大学が採用している。③独自のプログラムで表現力が磨かれる。歌う・踊る・描くなど、自己表現の方法について友だち著話し合い自己表現術を身につけていく。④グローバルな視点を持ちやすい。いいこと尽くめに聞こえるが、膨大な学習量を要求していることや、文科省が定める一条校でない、進路や将来については未知数まどデメリットもあるので熟考が必要ではある。

 さて話が横道にそれたがM君どうするのか、北の名門しかも特待生付き函館ラ・サールとIBDPの筑波大坂戸悩ましい選択である。現時点ではどちらに決めたかは不明なので後日お知らせしたい。とりあえず合格おめでとうとだけ言っておきたい。



三色ボールペン

 佐々木塾の英語の授業の特徴の一つは3色ボールペンを使うということだ。この方法は私が編み出した英語読解法でほかにこの方法を使っている人あるいは組織を知らない。齋藤孝さんの本にも「三色ボールペンで読む日本語」いう本があるが、彼のは日本語の文章の読書法で、大事に赤・まあ大事に青・面白いに緑をつけていくものである。私のは英英語の文章に、名詞句と節に黒、形容詞句と節に赤、副詞句と節に青のかっこを付けていくものだ。この方式で何十年にもわたって生徒たちの絶大なる信頼と人気を誇ってきたが、ただ一つ欠点があった。それはボールペンは一度引くと消せないということだ。青だと思っていたものが赤だったり、ここまでと思ってかっこを閉じたら、閉じるところずっと先だったり。生徒によっては一枚のプリントがグシャグシャで大変醜いものになってしまうことが多々あった。


 ところが、何年前だろうか?パイロットからフリクションという消せるボールペンが発売された。CMなんかで宣伝されたのを見たことがあるが消えたところであとが残って汚くなるんだろうくらいにしか思わず気にも留めていなかった。ところが生徒の一人が筆箱にフリクションを何色も入れて使っていた。それをちょっと借りて使ってみると勝手がいい。ボールペンの頭にあるラバー部分でこするとほとんど跡形もなく消える。1つ注意が必要なのは汚れたラバーだと黒いしみが残るので、ラバー部分を白くに保っておくことが肝要だ。ともかくこれを生徒に貸して使ってもらうと英語の授業がなぜか今までと違う気さえしてくる。生徒は間違えた時にラバーを使うわけだが、その時になぜこれは赤ではなく黒なのかを印象に残るよう説明する。これが効くのだ。


 こうやって三色で引いた後和訳をしてもらうと、さてどうだ和訳が実にスムーズになされるのである。何も引かれていない英文を読むのと、3色で引かれた英文の和訳のスピードと正確さはこれは決定的なものだ。齋藤孝さんは真っ新な本にボールペンで線を引くには勇気がいると確か書かれていたが,佐々木塾英文三色分けには勇気ではなく正しい文法力が必要になる。生徒によっては英文読解と文法は別の教科ぐらいに思っている子もいるくらいで、とかく文章の読解と文法はこれまで直接かかわりを持たずという具合だった。しかし佐々木塾三色分けだと色付けを間違わないために文法の授業にも力を注ぐという効果を引き出すようになったと思う。英文を読むことと文法が有機的に繋がり始めるのである。

 この文だけ読んでいても何を言っているのか呑み込めない方はぜひ佐々木塾の体験授業を受けていただきたい。受けていただけばここに書いたことが腑に落ちると思う。今年から入塾を決めてくれた中高生には消える3色ボールペンをプレゼントしようかなと考えているところである。詳細は追って発表の予定だ。




新年あけましておめでとうございます

 
新年あけましておめでとうございます。 今年は松の内に賀状をしたためている。これは2年続けての快挙だ★去年の報告を。自転車は6200㌔20年続けてきた1万㌔越えを去年に続いてできなかった。恥ずかしながら痔の手術で3か月自転車に乗れなかったことが響いた。以前は時速30㌔でどこまでもいけるという感覚があったし実際そうしてきた。しかし最近は25㌔が限度になってきている。無念★だが明るい話題もある。10月に大学の同級生3人で琵琶湖一周を(160㌔途中ショートカットもしたけど〉なしとげた。三者三様の個性で気ままに走れた。去年の富山湾岸自転車道に続く壮挙だ。さて今年はどこに行こう★今年も妻は長年勤めたJALを4月に退社。ところがその月から立川の着物屋さんでアルバイトを始めた。趣味と実益を兼ねた選択だとか。お見事★佐々木塾去年の合格実績はひょっとしたら開塾以来最高ではとひそかに思っている。5年続けての早稲田、久しぶりの慶應、MARCH、筑波をはじめとした国公立。今年は?★さて2年前から考えている「学びとは」に関して面白い本に出合った。内田樹氏の「いま私たちが学ぶべきこと(以下➊と示す)」だ。氏によれば出版社から➊の題で執筆の依頼を受けて違和感を覚えたことから書かれている。氏によれば「学ぶとは別人になること(以下➋と記す)」で、➊には➋という複雑な仕掛けが感じられなかったという。さらに氏は90年代に「シラバス」(講義終了時点でどのような知識技能が身についているかを示すもの)が大学教育に導入されて激怒した。➋とする氏の考えと真っ向から対立するものなのだ。終着駅が決まっているものは「学び」ではなく「補充」だという。「学び」今年1年考えたい  207-0002東京都東大和市湖畔2‐325‐22 佐々木隆            



1

« 2023年11月 | メインページ | アーカイブ | 2024年2月 »

無料体験授業 まずは、是非一度無料体験にお越しください。
042-572-9819
メールでのお問い合わせはこちら