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佐々木塾ブログ : 2022年11月

英検と小学生

 今年も英検が行われた。
 小学生で英検の3級以上を挑戦しようという子はたいていリスニングには自信を持っている子が多い。文法はいまいちでも単語、熟語を暗記すればリーディングはなんとか行けそうである。問題が素直でひっかけで落とそうというような意地悪な問題はない。残るはライティングである。字数も制限されていて書く内容も指示通りでなければ0点となる可能性すらあるが、何とか小学生でも書ける英作文をと考えテンプレートを作ってみた。結果は大成功。中学生にも同じものを教えたところ満点続出だった。

 その一部を紹介したい。 Where do you want to go next summer?これが今回出された問題。 What country do you want to go in the future?を過去問として事前にやっておいたのもよかった。先ずオーム返しに I want to go to the sea next summer.次にThis is because
を使う。このときBecauseで始めないことだ。そしてThis is because I like to swim in the sea.次にAlso出つなぎIt is fun(または形容詞) for+人+to不定詞で書く。Also,it is fun for me to eat lunch with my family by the sea.(35語)(that is why I would like to go to the sea next summer)最後の締めの文は字数オーバーになるので要らない。字数がオーバーしても原典とはならないと書いてあるが、指示通りに書くのが無難だ。3級だとたぶんこれで満点だと思う。

 今回もう一人準2級に小学生が挑戦した。しかし結果は不合格だった。リーディングとリスニングは合格点に達しているのにライティングが届かなかった。3級では簡単にできたライティング対策は準2級ではできなかった。準2級は50~60語が目安でほかの読解などとの兼ね合いからおそらく15分ほどで書き上げねばならない.例えばEarly education should be made for children?という問題で日本語でも即答できるかと言うと相当に難しい。準2級は{英語力+日本語で考える力」が必要で、与えられたトピックに対し説得力ある内容を考えつきそれを英語で書き表さないといけない。これを小学生にどう乗り越えさせるのか?難しい。しかしここであきらめていてはプロが廃る。次回英検までに小学生でも書ける英検準2級のテンプレートを作りまたこのブログで紹介したいと思っている。乞うご期待といったところである。

うれしい知らせが飛び込んできました

 先週今年第一号の合格の知らせが飛び込んできた。合格した大学は立教大学理学部数学科で受験方法はアスリート選抜入試とのこと。このアスリート選抜入試は立教のホームページによれば 1本学への入学を強く希望し入学後学業とスポーツ活動を両立させる強い意欲を持つもの  2高校2年までの評定平均が3.5以上で、志望する学科の評定平均が4.2以上もの  3募集競技種目において本学が指定する成績を収めているもの  4英語資格を有するもの

 以上のような厳しい出願資格を突破して今回合格を勝ち取ったのはMKさんだ。彼女は水泳をやっており中高を通して都大会などで目覚ましい成績を上げてきたと聞いている。佐々木塾には英語の実力をつけたくて通っておられた。その英語を生かして合格してほしかったがそれはかなわなかった。高2の頃はこちらからの指示があまり守れず単語テストなどあまりはかばかしくはなかったが、高3になり自覚も生まれてきたのかメキメキ力をつけてきたように思われる。佐々木塾の特徴である5文型と3色のかっこ付けもかなり理解しておられたのでこれからは文法と、長文を速く読めることに軸足を変え始めた矢先にこの合格が届いた。

 これで英語の学習が終わりになったわけではないしむしろこれからのほうが一層大事なると思われる。佐々木塾では受験勉強は終わりにして、英検にその狙いを変えていくことにした。卒業までに是非2級を合格を果たしてほしい。もう少し詳しく書きたいがとりあえず合格速報としてこのブログを載せる。MKさんおめでとう。立教でも頑張ってください。

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