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書くということ(3) 現在進行形を実況中継

 このブログは実は夏休み前に書いていて公開するのを忘れていたものです。遅まきながら公開します。

 順調に見えたM君の書写でしたが、お母さまはM君が算数の力が定着しないことを悩まれていたようです。2年くらい前から「算数嫌いの子を引き上げる方法」というサイトを読みそこで行われる勉強会にも通っておられるというメールをいただいた。

 5月 M君のお母様からのメール
 木曜から学校では「比例」に入ります。クラス分けの事前テストで、四年生の「変わり方比べ」の復習テストをやったのですが0点を持ち帰ってきました。。。変わり方比べの復習から見ていただいてよろしいでしょうか?「変わり方比べ」の事前テスト遅らせていただきます。問題の読み違えではあるのですが。。
 先生私が下記のサイトの教育関係者の勉強会にかれこれ2年前から話を聞きに行っているのですが、これはMにも当てはまるのかなぁと思ってしまいました。お時間あれば一読していただけると嬉しいです。

 5月 佐々木塾からのメール
 ご連絡ありがとうございます。比例のテストの写真ありがとうございました。それと添付していただいたサイト閲覧しました。「壊滅的にできない子を引き上げる意外な方法」書いてあることはなるほどということばかりで腑にも落ちるのですが、M君に当てはまるかというと当てはまらないと思います。佐々木塾が考えるM君算数上達法は書写だと思っています。書写が定着すれば頭が混沌から明晰に変わり秩序だった考え方が身についてくるはずです。そうすれば算数も問われていることが整理されて頭に入ってくるはずです。書写を続けてください。書写のこころすべきはことは二つだけです。一つはその日の最高にきれいな字を書かせることです。もう一つはいくら長くても30分でやめることです。10分でもいいです。決して欲張らないことです。そして、昨日よりこの前よりきれいに書けているかで評価やるのです。同じくらいならまあまあだねくらいの声掛けで、下手だったら直ちにやり直しをさせるのです。夕飯は後回しにしれませんがここは毅然とやって欲しいところです。「言うは易し行うは難し」的なことをさらりと書きましたが、参考にしていただければ幸いです。

 5月 M君のお母様からのメール
 お忙しいところ、誠実なご返事いただきありがとうございました。ここのところ、ッ不安感いっぱいのメールばかり送っており、先生も困っちゃうよなぁとは思いつつ、しかし、私の息子に対する不安感、ブレが落ち着かないままでした。昨日先生のお考えを読み、今やるべきことが明確になりスッキリしました。ありがとうございました。

 こうして他の教科(算数・社会・理科)などよりも国語特に書くことを最優先させるという方向ができました。あとは実践あるのみと思います。この後のM君の成長についてさらに追跡していきたいと思います。乞うご期待。


 

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