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佐々木塾ブログ : 新着情報 11ページ目

寒中見舞い申し上げます

 今年の私の年賀状です。1月9日に投函したので正確には「寒中見舞い」ですが。


 寒さ厳しき折、皆様にはお変わりないことと存じます。私は昨日まで冬期講習に追われて年賀状もよく読めない状態でした。今日は(1月9日)久しぶりの休みで、皆様から頂いた賀状に目を通しています。毎年この時期は年賀状を書かねばという焦りと、授業の予習をしっかりという背反した二つのせめぎあいで、浮かぬ日々が続きます。皆様には礼を失した時期の賀状となり申し訳ありません。


昨年は自転車の総走行距離が3年ぶりに一万㌔を越えました。昨年は10月は10日以上雨の日があってそれまでのペースが一気にダウンし今年もダメかと諦めかけましたが、、11月,12月は好天に恵まれ何とか達成できました。私にとって健康の秘訣は自転車に乗り続けることです。まさに自転車と同じで止まると倒れてしまうのではというという強迫観念に取りつかれています。今年も一万㌔越えを狙います。


 妻が今年ラストフライトになります。日航の経営破綻いい思い出がどんどん消えていくとと言っています。しっかりねぎらうのが私の務めかなと思います。 これから私はセンター試験・中学受験・高校大学受験と総決算の時を迎えます。人がのんびりしているときが最も忙しいという因果な商売ですが、生徒の合格報告がすべてを帳消しにしてくれます。最後のなりましたが今年もよろしくお願いします。〒186-0002 国立市東1‐1-27-701 佐々木 隆


 

嬉しいメールが届きました(1)

 最近立て続けに2通のメーが届きました。一通はこの塾に7~8年前に大学院受験のために通ってくれたAさんからでした。彼女が最初入塾を希望されてこちらにいらしたときはっきり言って迷いました。大学受験指導の経験は十分あったものの、大学院の指導は正直引き受けるかどうかと。


「指導というよりアドバイス的なことだけでいいのでぜひお願いしたい」という熱心さに負けて自信はないものの一緒に勉強すればいいという気持ちで引き受けました。彼女の専攻は美学だったので、アリストテレスの美学論,エイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」のモンタージュ論などを探してきて英文で読みましたね。時には世阿弥の「風姿花伝」なんかもありました。懐かしい。私も美学についてはいっぱしの知識がついたものです。そして約半年一緒に勉強して希望の大学の修士課程に進まれました。


それから約8年「晴れて来週から短大で教鞭をとるようになりました。ひとえにこれは佐々木先生のおかげと感謝してここにご報告します」先日のメールにはこう書かれていた。これまでにもそ卒業生が卒業した・就職したなど、うれしい知らせがありましたが、このメールもそれらに劣らず感涙ものだった。こういう仕事をしていなければあり得ない体験なのだとこの仕事に感謝しています。
さらなるAさんを生むためにさらに努力しようと誓ったものでした。

朝のヨット

  先日、生徒と、山川方夫の「朝のヨット」という短編を読むこととなった。山川方夫、実は一度も読んだことがなかった。ただ三田文学の創刊者で、曽野綾子・江藤淳などを見出した人。芥川賞候補に何度もなった人。国道一号線大磯でトラックにひかれ、34歳で夭折した人。という予備知識はあった。

 さてその作品。「朝のヨット」について。最近まったく読んだことのないような類の小説である。私などはすでに失っている感性というか,みずみずしいというか久しく忘れていたものを思い起こさせてくれた小説である。
 
 あらすじを少し。愛し合う少年と少女。少女と一緒にいると、もう一人の自分がひどく遠いところに置き去りにされるように思い、自分をとり戻すために一緒に行きたいという少女を振り切ってヨットで海に出る。「女にはわからないさ」「君を好きだよ」の言葉を残し。しかし少年は急変した天候により海に消えてしまう。

 翌日海は嘘のように凪いでいた。ヨットに乗った少女は昨日から幾百回となく繰り返した言葉を唇に浮かべる。「…なぜなの?なぜ一人きりになりにいかなくちゃならなかったの?」と。「一人きりにしがみつき、私よりも自分の孤独さの確認を愛しているみたいに」「私の中にあなたはいて、あなたの中に私はいてどこへ行っても一人きりなんてなれないのに」そう思う少女の頭上を鴎が翔んでいる。その鴎こそ少年なのだ。鴎はただ少女にただ自分だけの充実を追った幼い恋人であったことを告げたかった。しかしいつの間にか飛翔の意味も孤独のさわやかさも、愛することの恐怖も屈辱も喜びも忘れ、透明な朝の風の中で猫に似た単調な鳴き声を繰り返し無心に翼の抑揚を続けるのだった。

 


書くということ

 昨日うれしいメールをいただいた。「佐々木塾ブログを読ませてもらっている。私にはとてもヒットしてます」という内容だった。読者の存在が顕在化することのない性質のブログなので、そういう方の存在はとても励みになる。現にさぼり勝ちのブログを今日はこうしていそいそとして書いている。

 私にとって不思議なのは、仕事の都合上よく過去問を入手し試験対策を行っている。その過去問集には過去5年分なりが掲載されているわけである。するとたいがい「本書、〇〇大学の入試問題につきまして、まことに申し訳ありませんが、以下の問題は著作権上の問題により掲載することができません」ということがよくある。

 著者は何のために書いているのだろう?「書くことを仕事としているのに人に読まれることを拒むのはなぜ?」と素朴な疑問がわいてくる。二次的な掲載のものではなく原典で(つまり本屋で買って)読んでほしいとかいろいろ弁解はありそうだが、こういうことを仕事としている以上人に読んでもらってなんぼなのだと考えるが、違うのだろうか?どんな形であれ人に読んでもらって、世の中に流通してこそ自分の存在を知ってもらえるのでは?

 人のことはともあれ佐々木塾ブログ週1回くらいのペースで書いていきたいものである。まさかこの駄文を引用して他に掲載したいという人はいないだろうが、転送掲載はご自由に。

兄弟率

前回のブログで、予告した通り兄弟率について考えたい。

今年はさほどでもないが、去年佐々木塾は全塾生に占める兄弟率(文字通り兄弟で通ってくれている人の割合)が66%にも達した。
今年はその割合を下げ、40%台に落ちてしまったが、まだまだ他塾に比べれば高いほうだと思う。

兄弟で通う利点は何か。二人目だと入会金が免除、もし授業時間が同じなら送り迎えが楽になるという利点があるが、そういう物理的なことだけが原因ではないと思う。

やはり兄(または姉)で成績が伸びたから、弟(妹)もと考えるのが、妥当だろう。
M君の家のように4人もが通ってくれるのは、やはり実績を評価してくれてのことだろう。
兄弟率が高いということは優良塾の証しのようなものだと思う。

良い塾とは何かと問われたら、在塾期間の長さ、通ってくる地域の多様さ、そして兄弟率と答えるだろう。この3つはその塾の優良度を示す指針のようなものだと考える。

幸い佐々木塾には在籍11年の人がいたり、小4年で入塾し大学受験まで一緒に戦た人がいたり、高3~浪人そして大学院という人もいて在籍期間な長さは群を抜いているのではなかろうか。

次に通ってくれている地域だが、国立、国分寺は言うまでもなく、立川、府中、小平、多摩、日野、福生、昭島、小金井、武蔵野、杉並区、八王子、東村山、東大和などなどわが塾の独自性に惹かれてきてくれているのだと思う。


そして、今回の兄弟率の高さである。
ちょっと手前味噌に書きすぎて気恥ずかしいが、この期待に恥じない実績を今後も上げていきたいと誓うこの頃である。

一昨日は英検を行いました

 一昨日英検を開催しました。
このテストに懐かしい人M君が2級を受けに来てくれました。
3年前佐々木塾に通っていた生徒で、今は神奈川の名門私立の中3生です。
3年前は国立在住で、今は八王子郊外とのこと、
お母さんも一緒に見えて佐々木塾に通えないことをひとしきり残念がっておられました。
じつはM君は4人兄弟の末っ子で、上の3人のみな佐々木塾に通ってくれました。
今は3人とも社会人としてご活躍とのこと。
時間もなくあまりお母さまとも話はできませんでしたが、懐かしさがこみ上げてきました。
長兄はラ・サール高校に通っていて寮生活でした、長期休みの時は国立に帰ってくるのですがその時
佐々木塾に英語を習いに来てくれました。
彼とは結局浪人して旧帝大に受かるまでので4年間の付き合いでした。
彼の妹さん二人も都心の名門中高一貫に通っており大学受験まで付き合いました。
お二人とも3,4年間のお付き合いです。
末弟とも大核受験までと思っていましたが、かなわず残念です。
医学部志望とのことなのでぜひ頑張って欲しいです。
次のブログでは佐々木塾の兄弟率について書こうと思います。
 

 


久々にブログを書きます。

前回書いたのが6月の後半。
なぜこんなに長期間ブログを書かなかったか?
理由は夏期講習です。
朝早くから夜遅くまで行う肉体的つらさもさることながら、
みなの気力に圧倒される気疲れが大きい。
一日が終わるころにはぐったりとし何も手につかなくなるほでした。
特に受験生は(小6、中3、高3、浪人生)みなそれぞれ
今できることをやるんだという気持ちがこちらにも痛いほど伝わってきて、
一刻なりとも手が抜けない緊張感の中で今年の夏期講習は推移しました。
受験生なんだから当たり前といえば当たり前なのだけれど、
私の長い経験の中でも今年の生徒は真面目さがぴか一です。
春の種植え期、夏の成長期、秋の収穫期、そして冬出来栄えの評価期。
こうして1年の受験期間は終わるのだけれど、みんなには夏の頑張りを糧に
秋からも努力を続けてほしいと切に思っています。
佐々木塾受験生ガンバレ!

私も体調も元の戻ったのでせいぜいブログ更新がんばりたいと思っています。


センター試験英語で160点保証?

  今日電車に乗って車内広告を見ていたら、
「あのRAIZAPが自己最速の2か月で、英語上達にコミット。
RAIZAP方式だからお約束します。万が一にも上達しないときは
30日間返金保証。」という広告が目に飛び込んできた。
「すごい自信」と思って見ているうちに、
佐々木塾でもこんなことはできないだろうかと思いを巡らせているうちに
「センター英語なら佐々木塾でも結果にコミットできるかもしれない。」
と思いついた。。
まずこちらの指定する単語帳、熟語帳・文法書のテストを毎回行う。
かっこ付け、5文型を身につけてから、平易な文から読んでいく。
長い文をある速度で読めるようになった後、
センター過去問、模擬問題にばらばらに取り組む。
つまり問題の形式ごとに苦手をなくしていく。
その際の答えの見つけ方・読み方のメリハリ・
段落に見出しをつけるなどの裏技的なものを指導。
最後は80分でどう解くかの最終練習。
ここまで来て、今まで教えてきた人で160点取れなかった人はいない。
佐々木塾でも「SASAKIJUKU方式だからお約束します。万が一にも160点に達しない場合は
返金します。」とこんなことををやってみたくなってきた。ただ半信半疑でもある。
少しばくち過ぎないかと。
ただ1ついえることは佐々木塾方式はセンターには絶対の効き目があるということだ。



ディスコースマーカーということ

 最近気になっている言葉にdiscouremarker(ディスコースマーカー)がある。
辞書で引くと談話標識(話題の移行を示すもの);oh/well/bythe way/however/namelyなどとある。
さらに詳しく説明すると、「順接関係」「逆接関係」を示す語句もあれば、
「列挙」「付加」「結果」「強調」「結論」「論拠」「挙例」「反復(換言)」などを示す語句もある。
「どういう語句が何を示すのに使われるのか」を予め知っておくことは、
要旨を把握するうえで、不可欠なことになる。
論説文、さらには英文を読むあらゆる場面で、極めて大事な指針役を果たしてくれる。
これらの語句の研究はいずれの機会に譲るとして、これらの語句が出てきたら敏感に
反応できるように頭の中に叩き込みたい。
このディスコースマーカーの研究は佐々木塾の英文かっこ付けと並ぶ、
大発見の予感がしている。乞うご期待である。


大学受験英語ジワリ変わっています。

 先日、塾生の親御さんからうちの
子(高2)をTEAP受験させたいので
指導よろしく頼むと言われた。
恥ずかしいことにTEAP受験とは何
かわからず、「善処します」とお答
えして、急いでTEAP受験を調べ
た。わかったことは、TEAPとは
Test ofEnglish for Academic
Purposesの略で、英語の 4技能
(reading/listening/writing/speaking)
を測定するテストで、上智大学と
英検が開発したものとなっている。
 大学受験では例えば上智大学の場
合、大学が指定した得点がクリアー
できれば、入試本番では英語のテス
トは免除され、残りの2教科だけの
受験となる。仮に2年で大学の指定
した得点をクリアーできれば、
3年次は残り2教科に絞って受験勉強
できるので、大きなメリットになる。
上智大学以外には例えば中央は英
検、IELTS,TOEFUL,TOEICなども
利用でき、いずれも英語のテスト
は免除される。
 このような英語外部試験を利用し
ている大学は首都圏公立では埼玉大
・千葉大・東京芸大、私立は、上智
・中央・青山・法政・明治・立教・
早稲田などの一部の学部で利用され
ている。
これらのテストに遅くても3年1学期
までに各大学の要求得点をクリアー
できれば、本番入試はかなり楽な戦
いになる。
遅まきながら以上のような英語外部
受験がこれほどまでに各大学に浸透
していることを知って、2020年から
大学受験は変わると思っていた考え
を改めざるを得ないことを思い知ら
された。

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