HOME > 佐々木塾ブログ > アーカイブ > 新着情報 > 6ページ目

佐々木塾ブログ : 新着情報 6ページ目

勉強するのは何故?

先日保護者の方と面談していたら、「先生は勉強は何故やらなければいけないとお考えですか?」というド直球な質問を受けた・この手の質問は初めてだったのでしどろもどろな返事しかできなかった。ここでは勉強するのは何故かかということを考えていきたい。この質問に対する考えられる答えを書いてみる。「良い学校に行けばいい友達と巡り合えるから」「いい仕事につけるから」「選択肢が広がるから」功利的なところではこんな答えが考えられる。倫理的解答なら「人類が数千年かけて積み上げた知恵を学べるから」「将来人類の役に立つことを行うため」哲学的解答なら「失敗や間違いから学びは生まれるもの」「生きることは学ぶことなのだ」というようなことも言えるかもしれない。

 そんなことを考えていたとき二つの刺激的な文章に出くわした。一つは朝日新聞で教育評論家おおたとしまさ氏は「いい学校に行くと選択肢が多くの大人が言うが、いい学校に入ったとことでかえって選択肢を狭めてしまうということを指摘している。せっかく〇〇中学に入ったんだから最低××大学くらいいかないとか、××大学を出たんだから有名企業に入らないともったいないというような損得勘定に自縄自縛してしまいかねない」ということを指摘しておられる。同時に「自分の選択肢未満の選択肢を選んだ人たちを、全くの無意識で「自分未満」だと見下してしまう」危険性も述べておられた。そして最後に大人にこそ「選択肢」の本当の意味を考えてほしいと結んでいる。

 もう一つは内田樹氏の「日本辺境論」だ。「今の子供たちは『値札の貼られているものだけを注視し、値札が貼られていないものは無視する』ように教えられています。その上で自分の『貨幣』で帰る最も『値の高いもの』を探し出すように命じられている。」しかしこのような教育は、資源に乏しい日本は日本人の開放性をもって外来の知見を受け入れるという特質をつぶしていると言います。損得を考えた学びは狭隘で資源に乏しいこの極東の島国が大国強国に伍して生き延びるためには、日本本来の学ぶ力を取り戻さないと日本人には未来がないと述べます。この二人の意見をたたき台にして「なぜ勉強するのか?」への考察をしていきたい。

小論文実況中継(3)

「理想的な対話とは」講評  (2)で載せたS君の2回目の提出に対する質問リスト、答案例、ヒントを載せていく。
<質問リスト>
・筆者の考える対話の目的は何ですか?本文にある言葉を使って説明してください。 ・筆者の考える理想的な対話とは違うS君にとっての理想的な対話とは何ですか?自分の言葉で説明してください。 ・そう思った理由を教えてください。または、どのような点が理想的であると考えるのか理由を教えてください。

<答案例>佐々木塾の考える答案例を次に示しますので参考にしてください。
私にとっての理想的な対話は、相手の立場に立てるようなコミュニケーションだ。つまり、自分の意見を一方的に押し付けるのではなく、まず相手の立場に立って話が聞けるるようなコミュニケーションのことだ。このようなコミュニケーションを実現するために、誰かの意見を聞くとき、私はうなずくようにしている。うなずくことで聞いているという態度を示すのだ。そうすることで、相手が話しやすいムードが出来上がる。実際に、小学校のクラスルームでは喧嘩をしたA君の立場に立って考えることができた。そして、私たちは仲直りをすることができた。自分の主張があったがA君の言い分にも納得することができたからだ。このように、自分と合わない意見を頭ごなしに否定するのではなく、まずは聞いてみることから始めると相手の立場に立てると私は考える.(391字)

<考え方のヒント>
・対話の意味は辞書を引いたり、筆者の意見を読めばわかると思いますが、S君にとっての「対話」の意味は何ですか? ・筆者の意見にとらわれずに、理想的な対話について考えてみましょう。 ・筆者が理想としている対話とS君が理想だと思っている対話をそれぞれ書き比べてみましょう。 ・筆者の意見のどんなところに賛成ですか? ・筆者が考えるどんなところには反対ですか?  
・S君の考える理想的な「対話」は日常生活の中でどんな時にできましたか?  ・具体的なエピソードを書いてみましょう。

<解説>
◇結論は最初と最後に書く<答案例>を見てください「相手の立場に立つことが大切だ」という主張が文章の頭とお尻に登場しています。これは難しい言葉で言い換えると、結論が文の最初と最後に書かれてます。つまりサンドイッチされている状態なのです。

◇論と例  論と例の具体例は以下の通りです。この違いを知ってください。
私は動物が好きだ(論) 私は犬や鳥や猿が好きだ(例)
私は鬼退治に行く(論) 私は人間の世界に来て悪さをする鬼ヶ島に住む怪物を倒しに行く。
きっと「短い」「長い」というパット見の違いが浮かぶと思います。「論」のほうが一言に情報が詰まっています。「動物}には様々なものがいます。さるキジ犬も動物です。「例」のほうがまとまりがない代わりに具体的です。具体的とはイメージが浮かびやすいということです。胴部と聞いてもパッとは何か浮かばないかもしれません。でも犬や猿や鳥だったらすぐイメージが浮かぶでしょう。さらに具体的にするなら、チワワやテナガザル、キジを浮かべてと言ったらさらにイメージしやすくないですか?これが論と例です。まとめると、論と例はお互いに行き来しています。動物は猿ですし、猿は動物ですよね?このように行き来しています。でも、動物から猿になって、猿がテナガザルになるとイメージしやすさが変わると思います。これが論と例の破壊力です。これで論と例については理解してもらえたと思います。それでは「相手の立場に立つ」を具体的にイメージしやすいようにしてください。すると、「小学校のクラスルームで、喧嘩したA君の池をうなずきながら聞く」となります。両者は論と例の関係です。このように文章と文章はつながっています。





小論文実況中継(2)

(1) では課題文・問題・S君の第一回目の提出作文と講評の一部分を載せた。今回は講評の続きから書く。

◆具体と抽象
S君の文章は抽象ばかりで具体例がありません。「よりよく情報が深められない」とは、どんな状態ですか?具体的に身近な体験談んで書きましょう。そもそも「情報が深まる」とはどんな状態なのでしょうか?課題文の中で筆者が述べていることをそのままの表現で書いても点数にはつながりません。また、「実際に、相手に情報を伝えきれない対話をしてしまったことがある」と書いてある箇所ですが、具体的にはどのような経験があったかを書きましょう。「実際に」という接続語(副詞)は具体的な話が始まる合図なので具体的な話を入れましょう。

◆課題
上記を読んだうえでもう一度同じ問題をやってください。下の一問一答に答えてください。箇条書きでそれぞれ書き出してみることをおすすめします。その上で出来上がった材料をもとにもう一度考え直してみましょう。
・対話とは何ですか?会話とは何が違いますか?
・S君にとって理想的な対話とは?
・なぜそう思いますか?
・その対話を実現させるために気をつけなければならないことは何ですか?
・筆者が言う意見に賛成ですか?反対ですか?
・実際の友人との対話の中で心がけていることは何ですか?
以上の質問に答えを書けばたぶん400字を大幅に越えると思います。それを今度は400字に圧縮という二段階のアプローチをしてみてください。このときにかかる時間は気にしなくてもいいです。本番まではまだ時間がありますからまずは納得のいく作文を仕上げてください。

この講評を読んだ後S君から2回目の提出があった。

ぼくにとっての理想的な対話とは、話し手が知識・情報を言って、聞き手がそれに対しての質問や意見を言う。これをくり返すと、対話の中で新しい考えが生まれる事だと思う
 なぜなら、話し手が知識・情報を話さなければ、何も話せない・そして、聞き手がいても、ただ聞いているだけで、質問・意見がなければ、新しく考えられた事が出てこない。
 ぼくがこのまえに友だちとやった対話を振りかえってみると、自分にとっての理想的な対話に満たされていなかった。その時はぼくが聞き手で、相手が伝えている情報を聞いていた。しかし、その時に、対話をする気がなく質問も意見も考えずに終わってしまった。
 ぼくにとっての理想的な対話を実現させるには、おたがいが対話をしようという気持ちがあるということだ。そうすると、自然と、質問、意見、思いつきなどがでてくる。
 対話をするとき、適当に話すのではなく話題についてきちんと考えて、相手と情報を共有しあうのが大切だと考えた。

この講評は次項で行う。


小論文実況中継(1)

 今回は都立中高一貫校を狙う小6生の作文(小論文)に対しどのような指導が行われどのように進歩していったかを生徒が書いた実際の作文を使って実況中継してみたい。
 
 まず課題文を引用する。
 理想的なコミュニケーションとはどういうものか。私は、クリエイティブな関係性だと思う。クリエイティブとは、新しい意味がお互いの間に生まれるということである。たとえば、ある知識を持つ人が、もう一人にその知識を伝えたとする。そこで質問が行われ、対話的に情報が伝えられたとする。その場合、聞き手にとっては、新しい意味が獲得されたことになる。一方通行ではなく、聞き手側が質問やコメントといった形でアクションを起こすことによって、話される意味が少し変わってくる。コミュニケーション力を生かして、情報伝達の質を高めるということはある。
 しかし、ここで私の言うクリエイティブな関係性は、話をすることでお互いにとって新しい意味がその場で生まれるという関係を指している。聞き手が発した言葉によって自分が刺激され、新しい意味を見つけだすことがある。二人で「ああ、そうだったのか、気づかなかったね」と喜び合うような瞬間がある。それがクリエイティブな対話の関係性だ。
 自分の経験で振り返ってみてほしい。対話する前には決して思いつくことのできなかったことを思いついた瞬間があるのではないだろうか。謎が解け、霧が晴れたような快感。脳が活性化し、ワクワクするような気持ち。こうした快い興奮がクリエイティブな対話にはある。どちらの頭が優秀であるかということを競い合うのが対話の目的ではない。どちらから新しい意味が生まれたのかさえも重要ではない。大切なのは、今ここでのメンバーで対話をしているからこそ生まれた意味がある、ということだ。意味に日付と場所を書き添えることさえできる。あのとき、あそこで、あの「意味」が生まれたんだと、と思い起こすことができる対話経験があれば、それをコミュニケーションの理想形と設定できる。  (齋藤孝「コミュニケーション力」)

 問題 あなたにとっての理想的などのようなものであると考えますか。そう考える理由、その会話を実現させるために気をつけなければいけないことを含め、自分自身の体験例をあげながら四百字程度で書きなさい。

 S君の一回目の提出作文をつぎに載せる。

 対話をするとき、そのメンバーのだれかが、自分の知識、情報を伝えようとする。そこで話の題が決められ、全員がそれに対する質問意見を述べたりして、情報の新しい考え方、向きあいかたが出てくる。
 このような形が理想的な対話と考える。聞き手は新しい知識情報が得られ、聞き手の質問、意見によって、言い手も新しい考えが生まれる。
 しかし、聞き手に情報、知識が伝えられていないとそれに対する質問や意見が出ないため、よりよく情報の考え方がふかめられなくなり、対話が出来なくなる。実際に、相手に情報を伝えきられないで対話をしてしまったことがある。特に、それに対して。考え方がふかめられなく、前と後で変わったことはなかった。
 対話をするときは、まず、相手に自分が持っている知識、情報を伝えきって、聞き手からの質問、意見を言われて、話し合いが初まらないと、ふかく考えがならない。

上の提出作文に対し以下の講評を書いた。

「理想的な対話とは?」講評 6年生になり受験も迫ってきていますので少しずつ厳しく指導していきたいと思います。厳しいことが書かれていてもくじけず頑張りましょう。立川国債に受かるための戦いの始まりです。
◆細かい修正事項

①話の題→話題  ②言い手→話し手 ③ふかめられ→深められ ④初まらない→始まらない これらの細かい点は修正を
◆設問に従う
・設問とは「あなたにとって理想的な対話とはどのようなものだと考えますか?」とあります。このような設問の場合、書き出しは「私にとって理想的な対話とは~」としましょう。 ・設問には「そう考える理由」を書くよう指示がありますが、君の文には理由にあたる箇所がありません ・「その対話を実現させるために気をつけねばならないこと」も書かれていません。これだけで大幅に減点です。仮にこれが本番の試験だったら不合格です先ずはどんなに時間がかかってもいいので設問にしっかり答えるようにしましょう。

この項が長くなったので次の功へ改めたい。

ウーバーイーツ

 ウーバー普及が急のようである。Uberというのはドイツ語で「上に」という意味。英語では、俗語で「超」や「すげー」(super.really,mega-)のような意味もあるみたいだ。アメリカではタクシーの配車アプリのことを言うらしく、空港、スタジアム、ホテル、すべての移動に使えてタクシーの存在はウーバーに取って代わられたという記事を読んだことがある。日本では配車アプリがどれくらい普及しているのかはわからないが、ウーバーイーツ(スマホアプリで注文した食事や商品をすぐにデリバリーしてくれるサービス)はおなじみになった。

 先日生徒のマンションに添削した作文を届ける用事があって出向いた。あいにくそのマンションは改装中で入り口が閉鎖していた。うろうろしていたら住民と思われる親子連れがいたのでポストのありかを聞いたら丁寧に教えてくれた。「ウーバーイーツですか?」との質問に少し戸惑ったが「原稿を届けに来た」と伝えると郵便局員ふうではないと思ったか少し不審がられた(気のせいか)。ヘルメットをかぶって大きめにリュックを背負っているので間違えられても仕方ないかとは思う。別に間違えられたってデメリットは何もないのだから気にする必要はないが、ウーバーイーツの人とと出くわすたびに彼らは10キロ走ればなにがしかの報酬が得られているのに、こっちは20キロは走ろうが30キロ走ろうが何の報酬も得られない。「なんて理不尽なんだ」とあられもないことを考えてしまう。自転車で走っているだけ(実際にはスマホの地図と首っ引きの人が多いけど)でお金になるなんていい世の中なんだと思うことにしている。自分はこれまで10万キロ以上走っているけどね。一銭にもなってない。

 いいこともある。国立駅前の西友に行くのにマクドナルドの前に自転車を止めていくのだが(ほんとはこれはやってはいけないことでちゃんと駐輪場にとめないとダメなんだけど)これまだ自転車に「駐輪禁止。速やかに移動せよ」というステッカーをはられていたのだが最近は全然はられない。近くに自転車指導員の人がいるのにである。よく観察しているとウーバーの配達の人が同じような自転車をマックの前にとめている。それも何台もだ。それらの自転車にステッカーをはりつけていたらステッカー何枚あっても足りない。黙認しようということだろう。わが自転車もそれに紛れてお咎めなしとなっているしだいとわかった。

 コロナ禍で日常が少しづつ変わってきている。先日宝島社の「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される」と全面広告が朝日朝刊に掲載された。戦時下の子供たちの訓練を思わせる写真が見開きの紙面に使われ、巨大な赤いウイルスが中央に配置されている。「いつまで自粛すればいいのか。我慢大会はもう終わりにして欲しい」「無理を強いるだけで何一つ変わらないではないか。今こそ怒りの声をあげるべきだ」のコピーが書かれている。この一面広告をもう一度よく見て考えてみたい。コロナ禍雑感でした。

2021年受験報告

 今年の目玉は帯広畜産大学獣医学部合格だ。酪農学園の獣医学部にも合格している。この生徒は札幌の知り合いの娘さんで札幌一の名門高校札幌南に通っている。コロナ禍の副産物と言えるものだが彼女と直接会ったことはない。オンラインを通しての授業だけだったがよく頑張ってくれたと思っている共通テストも9割突破。引き受けた去年の9月は英語が苦手で浪人も覚悟しているとのお母さまのコメントであったが短期間でよく実力をつけられたと驚いている。去年の金沢大医学部に続いて医学系の女子の活躍が佐々木塾でも起きている。将来は動物園の獣医をしたいとのこと旭川にいい動物園もあるしそんなところで活躍してくれるのだろう。

 また去年と同じことを書くのだが、合格報告を書いていつも思うことだが「できる子を集めて上位校に合格させる」のは「できない子を中堅校に合格させる」ほど難しくはないということだ。佐々木塾の存在価値があるとすればあまりできない子の学力を引き上げて、その子を合格に導くことだと信じている。そういう子を合格に導いても、この合格一欄に記すときは単に〇〇大学とだけしか書いていない。それからその子が血のにじむような努力をわかってやってくれと言っても土台無理な話である。これを知っているのは本人と家族と私だけかもしれない。誰も知らないことにも価値のあるものがあることを伝えたい。

 また今年合格の二文字を手中に収めきれなかった人もいる。これには〇〇さえ記すこともできない。それでもドル臆したことは認めてあげたい。受かる人とそうでない人がいるそれは当たり前のことで受験とはそういうものだと言ってしまえばそれまでだが、「うまくいかなかったからこそ拓ける人生がある」これまで志望校に合格できず顔面を殴られたような気分を味わいそこから逆転を果たした人を何人も見ている「禍福はあざなえる縄のごとし」というのは真理だと思う。この二つの格言を今年不首尾だった人に捧げたい。

熟年快挙 英検準2・2級ダブル合格

2,020年度の第3回英検が終わった。前回小学4年生の準2級合格について書いたが今回は48歳のKさんが準2,2級とダブル合格を果たした。その目撃者としてここに記しておきたい。

 Kさんは立川で会社員として働く一児の母でもある。3,4年前からNATIVE CAMPというオンライン英会話を始めたとのこと。学生時代は本人曰くbe動詞しかわからないくらいの英語嫌いだったのに、このオンライン英会話を始めると日本語を介さずENGLISH→ENGLISHで応答ができるようになって勉強が楽しくて仕方がなくなったと嬉しそうに語ってくれた。その一環で秘書検定もダブル受験して英検前に合格を勝ち取ったとのこと。頭が下がる勉強ぶりである。Kさんに勉強の原点を教えてもらった気がする。本人のやる気がどんなものにも優先するということだろう。よく学力=素質×努力というがこの式の右辺にやる気を加えるべきだろう。

 Kさんが佐々木塾に来て英検を受けたい今回は準2と2級ダブルで受験するが淳2はどうしても受かりたいので力を貸してほしいと言われた。リスニングは3年もやっているとのことなのでたぶん大丈夫だろうから、前回小学生が準2を受かったのと同じくライティングで高得点をとってほかのミスを補うという作戦を立てた。先ず準2級から英作文書いて出来たらメールで送って欲しい添削して返すからという提案したところほぼ毎日のように添削依頼が届くようになったその中の一つを公開してみる。

[Question]   Do you think teachers should give homework to students?
 [Answer]     I think that teachers should give homework to students. I have two reasons.  First of all, students study hard at home, and they can get a lot of knowledge. In addition, doing homework is a good way to remeber studying. For these reasons teachers should give homework to students   

 Kさんの上のwritingに対し文法ミス単語ミスがないので高得点が取れます。内容も満点だろうと思います。難を言えばremember stdyingを⇒remember studying at school.とか what they learned at school などにすると上級作文になります。 あと最後の For these reasons のあとI think thatを加えてもいいと思います。このようなやり取りを本番まで何回も交わし本番直前には準2ではなく2級のほうが書きやすいかもしれないとまで言うようになっていた。そして本番結果は見事ダブル合格であった。結果を知った時なぜか私までこみあげてくるものがあった。Kさん本当におめでとう。次は準1級ですね。





 

大学受験 総合型選抜対策コース設置のお知らせ

 佐々木塾ではかねてより大学受験で最近注目を浴びている総合型選抜入試(AO入試)のコースを設置することにしました。この入試方法は第3の入試方法として注目を浴びています。佐々木塾では従来のセンター(今年から共通テスト)、一般受験入試対策に加えこの総合選抜入試対策にも取り組むことにしました。これにより従来の入試対策の質が落ちるということは一切ありませんのでご安心ください。と言いますののもこの授業はすべてリモートで行い教室を使うことはありません。教師は佐々木ではなく本人自身が総合選抜型で入学し現在大学院で学んでいる者が担当します。これまでも多数の生徒を教え京大、慶應などに合格者を輩出している実績十分のの人物です。その彼から新コース設置に向けての抱負の弁が寄せられましたのでここに掲載します。

 数学者の新井紀子の「教科書の読めない子供たち」ベストセラーになりました。この本は、AI技術の発達にともなって多くの「教科書の読めない子供たち」が、テクノロジーにとってかえられてしまうことを示唆しています。実際に,東ロボくんのセンター試験の合計点は8割前後をマークしました。これはセンター出願でMARCHや関関同立の一部学部に十分に合格できる点数です。言い換えると、AIは57.8の偏差値を記録しています。これは何を示しているのか、東ロボくんの処理能力や思考力を下回る高校生が全体で60%以上いると事実です。

 このような時代、急速に注目を集めているのが総合選抜型入試(AO入試)です。この総合型入試で、問うのは旧来の入試で問われる単純暗記や情報処理能力ではなく、発想やひらめきといった「人間らしい」思考力です。総合選抜は、本来一芸入試と同一視されており、「部活動で好成績をおさめた」「特殊な資格を持っている」「何か大会で優勝実績がある」「帰国子女で英語が堪能だ」。このような生徒でbなければ太刀打ちできない入試だと考えがちでした。しかし実際の合格者をリサーチしてみると、上記のような華々しい実績がなくとも十分に合格していることがわかります。それどころか、評定平均は2と低く、英語資格なし、偏差値も40以下。こんな生徒が難関校と呼ばれる大学に次々と合格している事実が数多くあります。このことから、総合型選抜には何か攻略法があることがわかります。そしてその攻略法が「人癌らしい」思考力を有することなのです。インターネットや本を使って多くの情報を収集、それを「どう使うか」を知っている受験生が受かっているのです。

 佐々木塾では、新しい時代に適合した人物を育成することを通じて新時代の大学入試を突破できる力が身につくよう導きます。次回ではその特徴と指導法を記します。




 

新年あけましておめでとうございます。

今年の年賀状をそのまま掲載する

新年あけましておめでとうございます
いつも7日を過ぎて寒中見舞いしか出せず心苦しい思いで書いていたが今年はまだ松の内だ(と言っても5日威張れたものじゃないけど)ANAのCAが医療用防護服を作る、コロナ疎開、特別措置法改正、自粛警察など戦時下と同じ風景だと言われる。同調圧力など息苦しさが日本、世界をおそっている。

 そんな中去年の報告を。自転車10000㌔、歩行1000㌔はクリアーした。内容的には違ってきているけれど目標は超えた。悔しいのは自転車で転倒したことだ。死ぬまで倒れないつもりでいたので残念。倒れた時は、すわ!年のせいか?と焦ったけど、冷静に分析するとち着いて分析すると、雨の日渋滞の車道から歩道に乗り上げるとき入射角20度くらいで入ったことが原因。角度が浅すぎ。限りなく90度に近い入射角度じゃないと。6,7年前にこけた時も雪の日だった。路面が濡れているときは慎重にを肝に銘じたい。あと10年はいけそうな気はするけど自転車操業やめれば倒れるか?
 
 妻の仕事が激減している国内線はたまにあるけど月2,3回。国際線は年2回くらいだっただろうか。その代わりではなかろうがテレワークは盛んだ。士気の維持が目的か?差異化したときスムーズに戻れるようにの配慮か?ほんとに戻る日が来るんだろうかという気になってしまう。 

 塾は去年緊急事態宣言中も全く変わりなく続けた。3分の1はオンライン授業に切り替えた。どうなることやらと思っていたが予想以上に中身の濃い授業ができた。オンラインにも功罪はあった功は遠くから通ってくれている人や持病のある人には移動せずに授業を受けられるというメリットがあった。いっぽう罪はプリントの受け渡しやテストの採点で家にネット環境が整っていない人とは授業効率がすこぶる下がったことだ。今年もオンライン授業の芽が出かかっている。前回の轍を踏まないようにしっかり準備したい。

 受験成果は去年以上になるかもしれない.すでに早稲田の指定校推薦と慶應のAOで合格者を出している。あと一般受験でどれくらい上積みできるかが楽しみ。去年も書いたが「自分から幸せをつかみに行くのではなく誰かの幸せのお手伝いをしてそのお裾分けをいただく」この気持ちで今年もいきたい。最後のなりましたが

  今年もよろしくお願いします

小学4年生 快挙!英検準2級合格

第2回の英検の発表があった。第1回で届かなかった小4生が今回は見事合格した.
前回のブログでは以下のように書いてある。

 今回もう一人準2級に小学生が挑戦した。しかし結果は不合格だった。リーディングとリスニングは合格点に達しているのにライティングが届かなかった。3級では簡単にできたライティング対策は準2級ではできなかった。準2級は50~60語が目安でほかの読解などとの兼ね合いからおそらく15分ほどで書き上げねばならない.例えばEarly education should be made for children?という問題で日本語でも即答できるかと言うと相当に難しい。準2級は{英語力+日本語で考える力」が必要で、与えられたトピックに対し説得力ある内容を考えつきそれを英語で書き表さないといけない。これを小学生にどう乗り越えさせるのか?難しい。しかしここであきらめていてはプロが廃る。次回英検までに小学生でも書ける英検準2級のテンプレートを作りまたこのブログで紹介したいと思っている。乞うご期待といったところである。

 英検準2級の過去問を研究してみた。タイプは大きく分けて次の3つだ。
①Do you think it is~for +人+to +動詞原形:「そう思うか」「そう思わない」を答える
例)Do you think it is important for peolple to eat brekfast every day?(2020年度第1回)
②What is~for+人+to+動詞の原形:~に当てはまるものを答える
例) What is the best age for people to start learning English?(2019年度第2回)
③ Do you think it is better for +人+to~or…?
例)Do you think it is better for people to eat at restaurant or at home?



 さて今回佐々木塾が小学生用に作った英作文準2のテンプレートは  (1)~ing―(S)+allows+人+to+動詞の原形―.「~すれば人は―することが可能になる」
(2)It is a lot of fun for+人+to+動詞の原形~「~することはとても楽しい」この2パターンで書けるよう練習した。例えば
Do you think parents should take their children to museum?と出題されたら、
Seeing good pictures allows me to practice pictures harder.
It is a lot of fun for me to go to museums with my family on Sunday.
内容はいまいちでも構成、単語、文法で落とさなければ合格点は取れると考えた。

 そして本番では
Do you think that it is important for children to have dreams for the future ?
が出題された。願ったり叶ったりの問題だった。試験の後書いた内容を復元してもらったら、主要な2文はHaving dreams allows students to study harder for their dreams. It is a lot of fun to talk about future with friends in the classroom.と書いたようだ。スペルミスさえなければ高得点が望めると踏んだ。

 さてその結果は内容2/4、構成4/4、単語4/4, 文法4/4 計14/16の予想通りの高得点がとれた。次は2級だが本人はやる気満々小学生の間に準1級がとりたいそうである。海外経験なしの日本生まれ日本育ちが小学生の間に準1級が取れれば素晴らしいと思う。こちらもできるだけ応援したい。
 

<<前のページへ1234567891011

メインページ | アーカイブ | 受験生応援コラム »

無料体験授業 まずは、是非一度無料体験にお越しください。
042-572-9819
メールでのお問い合わせはこちら